このブログ、もともとバイクのブログだとは思ってないもんですから、
脱線・コースアウト・ストローバリア激突は当然の成り行きでして、
70年代大好きオヤジの書き込みには、もちろん応えなくてはいけません。
70年代の前半っていうのは、まだまだIVYの全盛時代で、
(メンズクラブの1973年発行IVY特集号第1集。バイブルでした)
もちろん自分たちもそっち方向にはまっていたわけですが、
「アレじゃなきゃいけない論」みたいなハナシが好きな人が多くて、
(ま、バイク関係でも、そういう人、多いですけどね)
なんだかちょっと堅苦しい空気、イヤだな~、
もっとカジュアルで良いんじゃないかな~って思っていた頃、
ドカ~ンとブレークスルーしてくれたのが、
1976年に発売された、POPEYEの創刊号でした。
「これよ!、オレたちの好きなノリは!」って、ね。
ファッションアイテムはもちろん、
スケボー、UCLA、マリンスポーツ、音楽、バニング、ライフスタイル…
「そうなのそうなの、コレコレ!」って存在でしたね。
UCLAのブルーとイエローの、
なんともカジュアルで自由な雰囲気、待ってました!って、
MXパンツからウェットスーツまでUCLAカラーにしちゃいましたもんね。
その頃、都内でも有数のスケボー小僧だったのが、
ペティーのすーサン。当時、全国に何人もいない契約ボーダーですから、
あいつ、遊びにかけちゃ年季の入り方が、そんじょそこらの人とは違います。
で、いまだのその路線を貫いてるのが、ほんとカッコ良いよね~。
(ブログで、当時のハナシとかやってくれないかな~)
http://blogs.yahoo.co.jp/twin_shocks_oldboy
で、そのPOPEYEの創刊号に出てたのが、INDIAN DUNESの記事。
マックイーンがエルシノア走らせた、あそこです。
しびれました、ね。
日本のモトクロス場じゃ、
伸びきったランニングシャツに長靴はいて頭に汚い手ぬぐい巻いた、
悲しくなるぐらいダサイお兄さんたちが大きな顔してましたけど、
(A.C.T.S.の会場にも、いまだにいるけどね。誰とは言いませんが)
INDIAN DUNESなんて、まったく違うんだもの。
INDIAN DUNESの入口の看板には、こう書いてあります。
MOTOR RECREATION PARK off road racing, hill climbs, picnic
そういうことなんですよね、大事なのは。
トランポなんかも、全部カッコ良いしね~。
こういうところ遊ばなきゃ、つまんないじゃないですか。
で、国際B級まで行って将来を嘱望されながら、アメ車トランポ狂いして、
その後おばかアメ車パーツのオーソリティになっちゃったのが、グッさん。
http://www.hollyequip.co.jp/index.asp
http://www.hollyequip.com/
A.C.T.S.で金髪付けて走ってるアホおやじも、遊びの年季の入り方、違います。
皆さん、グッさんは完璧なホンダ党だと思ってるようですが、
この人ボブ・ハンナ語らせたら日本で5本の指に入る人でっせ。
(早く本性を現してハンナレプリカで走りなはれ!)
ま、そういう筋金入りのアメ小僧の成れの果てみたいなのが集まってくれて、
A.C.T.S.も、やりがいがあるってもんです。
若い人なんかは、ほんとカジュアルでお洒落で、
ちゃんと自分の好みの世界を持っていて、ユーモアがあって、
良い雰囲気の人、多いですしね。
伸びきったランニングシャツに長靴はいて頭に汚い手ぬぐい巻いてない人たちと、
楽しく「MOTOR RECREATION」したいもんです、これからも。
で、最後にタイトル写真をもう一度。
ベニー・ミラー、17歳。YZ125に遊びで乗ってる女の子。
INDIAN DUNESってのは、つまりこういう世界だったんです。
んじゃ秋のA.C.T.S.にはポパイの創刊号持ってくから、
みんなでヨダレでもナミダでもなんでも流して下さい。
シャックルの板、ずいぶん作ったな~。
曲がっちゃったものあったけど、
パ~~~ネリ~~~ジョ~~~ンズの青春よね~。