ウェネトさまの館

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「W.Sila展 Message」(ギャラリー自由が丘)

2018年05月27日 06時19分41秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、Gallery Jiyugaoka(ギャラリー自由が丘)「W.Sila展 Message ~Into the mind」初日を観たのでございます。
https://www.gallery-jiyugaoka.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする。1点の撮影は不可。複数点写っていればOK)


 

イ ワヤン シーラは、手作りの竹ペンと竹筆を用い、バリ古典絵画の技法でフクロウをテーマに描いているのでございます。

日本でも毎年個展が開かれ、いつも観に行っておりますのじゃ。
お供のEは、バリ島ウブドのアトリエにも何度か観に行った事がありますしの。

初めて行くギャラリー自由が丘は、自然光が入る明るいギャラリー。
今年は大きな作品はありませぬが、原画16点と、ジクレー20点以上が展示されておりまする。


 

神戸で昨年ご覧になったというジャガランダの木を描いた今年の《Jabaranda》シリーズは、これまでの作品では見た事ない深い紫色の世界。
原画の額もご本人が彩色なさっておるのじゃが、今回の紫の額は、思い通りの色を出すのに苦労なさったそうな。


 

右側が、本展のDMにもなっている作品《Message》


 

どの作品も、紫色が美しいのぅ。


 

これまでの作品もございます。


 

椅子の上の作品は、まだフクロウを描いていない20年前の作品で、奥から出して見せて下さりました。 
ありがとうござりまする~。


 

こちらはジクレー。
《Message》のジクレーは、原画より明るめの色調で作ったそうな。


 

小さいジクレーと絵本。


 

天然石の台になっている3点の木のオブジェは、ご本人がフクロウを彫刻。


 

毎年販売される木彫りのフクロウも、今年の帽子は紫色。


 

先着200名様にプレゼントされる“Happyフクロウ”も、今年は紫色。


 

手作りゆえ顔も体型も微妙に違い、最初に目が合ったこの子を連れ帰ったのでございます。


 

いつも個展ではバリの正装のシーラ氏。サロンも紫色じゃ。
1年ぶりにお話も色々お伺いでき、たいそう楽しゅうござりました。


 

会期は6月3日まででございます。

そういえば、ジャガランダの花は見た事ないような・・・
熱海では、6月にジャカランダフェスティバルがあるのですと。
行ってみたいものよのぅ。