ウェネトさまの館

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KANAWAZA 井上雅子(陶)藪内公美(金工)二人展(品 Shina 銀座)

2021年03月21日 19時04分32秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、品 Shina 銀座「KANAWAZA 井上雅子(陶)藪内公美(金工)二人展」を観たのでございます。
https://www.shina-ginza.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)

大好きな井上雅子と、初めて観る藪内公美の2人展。
先日、目黒の館・游彩で、井上雅子が参加している「色彩々展」を観た時、このDMハガキを頂いて知りましたのじゃ。


 

品 Shina 銀座、今回初めて知ったのじゃが、素敵なギャラリーでございます。
会場はこんな感じ。


 

それぞれの作品を数点ずつ、作家名50音順で載せまする。

★井上雅子
黒の上絵付けを掻き落とす独特な技法の九谷焼の井上作品、大好きなのじゃ。
緻密でリアルなものから、グフッと笑うユーモラスなものまで、幅広い絵柄も魅力的。

《鳥(オブジェ)》
形も様々なポーズのカラスたちも、どこから観てもカッコいいゆえ、二方向からのお写真をば。


 

《山翡翠》

見込みも。


 

《白頭鷲(角皿)》


 

《蛙(皿)》


 

《カップ&ソーサー 赤い花》


 

《蟹(香合)》


 

《牛(花器)》


 

《鳥(花器)》


 

★藪内公美
カラフルな作品は色をつけた金属かと思いきや、鍛金に色とりどりの糸で緻密に刺繍してあるのじゃ。
接写は遠慮しましたが、近寄って観ると凄いぞよ。
刺繍なしの金属だけの作品もございます。
作家ご本人が在廊なさっており、お話もお伺いできました。

《story of X》


 

《story of R》


 

《story of K》


 

《存在のメチエ》


 

《存在の畢竟V》


 

《存在の畢竟i》


 

《planet plate(刺繍)》


 

そしてこちらは、藪内公美の《planet plate》に、井上雅子の碗(上から《赤い花》《ハナムグリ》《チョウ》)を乗せた、コラボ的な展示。
ギャラリーの方が組み合わせたそうじゃが、相談して作られたかのようにピッタリ合っておるのぅ。


 

ギャラリーの方々も親切で、色々教えてくださり感謝でございます。
会期は3月29日まで。ご興味ある方はぜひ。

会場には常設展示もあり、これまた大好きな鈴木秀昭の作品も3点あって嬉しかったゆえ、2点をば。
左《コラージュ杯》/右《コラージュ高杯》


 

さて、ギャラリーへ行く前のランチは、ガパオライスじゃ。
見た目より量がたっぷりで嬉しゅうござります。


 

デザートはミスタードーナツで、咲く抹茶シリーズの“桜もちっとドーナツ 桜あん風”
桜もち風味ありありじゃし、文字通りもちっとしてるし、美味しいぞよ~。
これは全種類制覇せねばなりますまい。


 

★本の話
俳句は全く詠めぬが、才能査定ランキングの某番組の俳句コーナーが好きなので、『よくわかる俳句歳時記』を読み出したのでございます。
さすがにこれは一気読みはできず、じっくり読んでおるのじゃ。
番組で見た、フルポン村上さん、的場浩司さん、光浦靖子さんの句も掲載されてるぞよ。