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カテキン

2008-10-21 | 健康
今回は、胃腸内視鏡のパイオニア新谷 弘美医師の著書から拾ってみますね。


お茶に含まれる「カテキン」は、坑酸化作用・殺菌などの効果があるポリフェノールの一種であるのは間違いありません。

ただ、お茶は健康の元、癌予防に適しているというのは、少し考えなくてはなりません。

カテキンが結合すると「タンニン」になります。。タンニン・・・わかりやすく言うと「茶渋」でしょうか。。そうです、、湯飲み茶碗の中に付く、、、茶色のアレです。。笑

このタンニンは、非常に酸化しやすく熱を加えたり、空気に触れることによって「タンニン酸」に変化します。。。

タンニン酸は、たんぱく質を固める性質があり、新谷医師の仮説ですと胃粘膜に悪影響を及ぼし、萎縮性変化を引き起こすことがよくあるということです。
また、萎縮性変化は胃ガンになりやすいというレポートも日本癌学会において発表されてます。

緑茶は煎じて、、、ウーロン茶は半醗酵、、紅茶は醗酵と・・・元の葉は同じものを使い製造過程が違うだけということは、皆さんご存知のことだと思いますが、水分補給という味覚にこだわらないで考えれば「水」が一番ということになります。

カテキン自体、、、一つの成分としたら身体によい働きをします。ただそれが、身体全体にとって良いとは限りません。その他・・口に入るものでもそうですが、、そこに含まれる成分だけで判断はできないのです。そのことを私達は注意深く観なければいけないんではないでしょうか。

最後に・・・お茶好きの方は、比較的胃粘膜に負担のかからないように、空腹時を避けて食後に飲まれた方がよろしいと新谷医師のアドバイスを書きとめておきます。


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