沼でのんびりカモメを見た(見られた?)後、田んぼの水路を回るとタシギに出会いました。誰も通らない道なのでタシギも油断していたようです。そっと見ていると、向きは変えたものの逃げません。それならと、スコープを立てて覗くと、ピントが合わない。後ろに下がってピントが合ったところでパチリ。95mmのワイド端でもちろんトリミングはなし。それでもまだ目を閉じたりして、堂々としています。仕方なくこちらがスゴスゴと立ち去りました。肝の据わったタシギに完敗でした。
のんびり沼の周りを歩いているのが好きです。沼に突き出したヤナギにはいろいろな野鳥が羽を休めます。この日はアオサギが3羽くつろいでいたように見えました。沼ではカモたちが活発に活動していました。スコープでそっと覗くすてきな夕景でした。
今年最初の探鳥会に参加しました。雪の降る前日だったせいか風も無く暖かな一日でした。前日の下見ではハイイロチュウヒも見られたのですが、ベニマシコやホオアカ、クロハラアジサシも見られたのでまあまあの結果だったのではないでしょうか。でも。一番オモシロかったのはマガモのカールした尾羽?でした。
お知らせ:新型スコープのストレートタイプのアイピースSTXが入荷しました!
お待ちいただいていたみなさま、お待たせいたしました。
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先週は野鳥の会のガン・カモ調査がありました。私が担当しているのは関東で唯一ヒシクイが越冬しているエリアです。もうずっと続いている調査ですが、地元のみなさんに守られて今年のカウントは85羽でした。隣の河川には2400を超えるオナガガモがいてカウントにてこずりました。
この正月休みは近くの沼で越冬中のクロハラアジサシに注目していました。採餌のスタイルもこの種独特で、ひらりと水面に近づきスッと嘴を差し入れ獲物を啄みます。風を巧みに利用しながら優雅に飛び回る姿がステキでした。しばらく採餌をしてはまたもとのフェンスに戻ります。フェンスにはユリカモメが羽を休めていますが、空いている場所を見つけて着地します。周りのユリカモメも意地悪をするでもなく、「帰ってきたの?」といった感じで場所を提供します。心和む時間でした。