風の中でも

週末の関東は好天でしたが風が強く、体感気温はまるで北海道にいるようでした。そんななか久しぶりにシギチに会いに出かけました。ルートには人気のコミミズクのいるポイントも入れました。蓮田のタシギやハマシギは元気に餌をとりながらすぐそばまで来てくれました。コミミズクは到着した昼にはもう飛び回っていましたが、見ている人間のほうがはるかに多く、スワロの双眼鏡、スコープともにカメラマンに大人気でした。おかげでしっかりPRもさせていただきました。
来週2月4～5日は「根室バードランドフェスティバル」です。北海道の皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。みなさま、ぜひお出かけください。
http://www.nemuro-kankou.com/events/birdfes.html

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雨の湖沼で

雨、また雨の週末。気温は3～4℃でしたから、もうあと2℃くらい気温が下がったら雪だったかもしれません。そんな関東の天気でしたが、近くの沼ではチュウヒが飛び交い、アシ原ではオオジュリンの声がして、水面ではミコアイサやカイツブリたちがダイビングを繰り返していました。気温の低い、光の乏しいこんな日でも、フィールドでは野鳥たちの命が輝いていました。

マーク・ブラジルさん

昨日、鳥類学者で、作家で、ネーチャーガイドもされるなど多岐にわたって活躍されている、北海道在住のマーク・ブラジルさんが銀座のショールームを訪問されました。年間150-180日は海外、それ以外は毎日のように国内のフィ－ルドに出ているという、生粋のナチュラリストのマーク・ブラジルさん。来訪の目的はSWAROVSKIの機材の選択でした。慎重に選んだ双眼鏡はEL10x42スワロビジョンとCL10x30コンパニオン。スコープはATM80HDでした。マーク・ブラジルさんと言えば「Birds of East Asia」の著者としても著名な方です。そんなマークさんが、当日はチロリアンジャケットをビシッと着こなして現れました。ハンサムでおしゃれなマークさん。これからはSWAROVSKIの機材とともに世界中を飛び回ることになります。イベントのお手伝いもしていただけることになるでしょう。とても楽しみです。

山原屏風展

山原屏風展。沖縄ヤンバルの生き物たちを、千年の歴史を持つ屏風にいきいきと描いた作品展です。作者は国頭村安田在住の菊田一朗さん。展示会場は、沖縄市久保田3-1-12フェアモール3階、プラザハウスグローバルギャラリー（℡098-932-4480）で、2月21日(火)～26日(日)まで開催されています。入場は無料です。菊田さんは絵を描くとき、必ずフィールドでスコープを使いながら筆を進めるのだそうです。この時期に沖縄に行かれた際にはぜひ出かけてみてください。SWAROVSKI OPTIKも協賛させていただいております。

ガン・カモの調査

昨日は日本野鳥の会の「ガン・カモ調査」の日でした。私たちの担当は関東では唯一毎年オオヒシクイが越冬している地域です。今年は過去最高の87羽をカウントしました（今年はいつもより遠くにいて、この日も約300ｍくらい離れての観察でした）。終了後は近くでタシギも見られましたが、ここでも距離は100ｍ以上ありました。この冬は小鳥たちの姿が極端に少ないと感じていますが、ガンやカモなどはいつもと同じかやや多いと感じます。どんな要因があったのでしょうか？