昔の社員の思い出

もう昔に退職した営業社員がいました。
ふと、そのことを思い出して、噴出しそうになったので書いて見ます。

ある日、社員Aは、自分の机でお昼休みにお弁当を食べていました。
そしたら、携帯に顧客から電話がかかってきた！

で、慌てて携帯を左手で取り、口の中にあった食べ物を急いで飲み込んで
電話を取りました。

携帯を左手でとった理由はひとつ。
右手にお箸を持っていたからです。

で、悪いことにうちの会社は携帯電波が届きにくいので携帯で話すときは
みんな外に出る習慣があります。（どんだけ田舎だよっ！って田舎です。＾＾；）

社員Aは、当然、話しながら外に・・・。
それも、話に夢中だから、左手に携帯、右手にお箸を持ったまま・・・。

・・・でしばらくしてから電話も終わったようで、右手にお箸を持ったまま
事務所に戻り、さて食事再開となったわけですが。

「ああああああああああああ！俺の弁当がない！！！！」

と大騒ぎ。
その弁当は当然食べかけだし、誰が盗むものでもないけど無い！！


さぁ、みなさん。弁当はどこにあったでしょう？
ここで、わかった人はすごい人だと思います。
もしかして、同じ経験があったのかもｗ


いやがらせか？とか騒ぎながら、社員のほとんどが手伝って弁当探しをしました。
それも工場から事務所、そして倉庫まで・・・・。

でも、ないんです。
おかしい。
そんなはずがない・・・・。

で、社員Aの机の上を見ると書類の山。
それも整理されてないぐちゃぐちゃ。
その上に弁当を置いて食べてたのか？という疑問がほかの社員から勃発。

「そうだよなぁ～。俺、どこに弁当置いて食べてたんだろ？」
とわからないままに社員Aは自分のデスクに戻りイスに座りました。
「まさか、こんなところに・・・。」
といいながら、自分のデスクの手前の引き出しを開けたら

「ああああああああああああああああ！！」

デスクの上は散乱した書類の山だったので、弁当を置く場所が無かった。
だから、手前引き出しを出して、そこに弁当を置いて食べていたのです。

・・・・・。

で、携帯の電話が鳴ったときに立ち上がり、その反動で引き出しを足で
押し戻したもんだから、意識無いままに弁当はデスクの中に眠ったというんです。

顰蹙をかう社員A。
全員、必死でお弁当探しをした結果がこれですから・・。

まーそういう人だから、うちの会社には今いないんでしょうけどｗ
デスクの上が整理出来ない人は、頭も整理できないとかよくいいますが、
弁当の整理もできないって、どーなんでしょうね・・・。＾＾；

ま、ばかみたいなことでした。
はい。＾＾；