昆虫が飛行しているとする。行く手にコンクリートの壁が迫ってきた。そのままでは昆虫は壁に衝突する。ここでその昆虫にはその壁を避ける、またはその壁にとまるという選択肢が必然的に生じる。そして、その昆虫はこの二つの選択肢のうち一方を必ず選択することになる。しかし、いずれを選択するにしろ、それはどちらかが必ず選択されるという性質の行動ではないので反射であるはずはない。
一般に、動くとは、ある動作をする、しないを含め、選択することなのだ。ちなみに無生物には選択の余地はない。
一般に、動くとは、ある動作をする、しないを含め、選択することなのだ。ちなみに無生物には選択の余地はない。