めぐ里愛じかんへようこそ。
畑1年生のお時間です。
2023年のゴールデンウィークは
夏野菜の定植で、
殆どの区画が忙しく作業しており
農園が一番活気づいているときでした。
このときほど畑が人で賑わっている
時期はないと云えるでしょう。
ご家族で、小さいお子さんたちと…
若者から高齢まで、御夫婦で…
お一人で黙々と…
それぞれに土と格闘しながら
芽吹いたお野菜の苗や
土の中の種たちに
無事に育て…と願いを込めて
お世話します。
(インゲンとバジルの葉っぱに
小さなカエルが休みに来ました)
暖かさに活動をはじめたのは
人間だけではありません。
虫やカエルも参加しはじめ、
其れ等を捕食する鳥たちも
畑の彼方此方に食事にやってきます。
時折、何処かの区画から
虫を見つけて「キャ~ キャ~」と叫ぶ
子どもたちの遊び声が響きます。
現代では、家の近所で
子どもたちの遊ぶ声が聴こえることは
すっかりなくなりましたが、畑では
昭和世代の子供時代と何ら変わらぬ
風景を味わう瞬間があります。
以前、職場で
「今の時代の子どもたちは
私たちの頃とは違う」
と話していた知り合いがおりましたが、
昔と変わったのは子どもというよりも
環境なのかもしれませんね。
大人でも子どもでも、
伸びのびできる環境を与えられれば
本来の自分を押し込めることなく
活き活きと「自分らしさ」が、
自然と溢れ出て来るのでしょう。
畑に来ると、とにかく空が広いし
太陽が燦々と降りそそぎ
彼方此方から鳥の囀りが聴こえる。
これだけでも十分
心の幸せ充電器のようなものです。
それでは今日はこのへんで。