工業高校の民

撮影地巡りやレポート等を投稿していこうと思います。
時系列はグチャグチャです。ご了承くださいm(_ _)m

第三級アマチュア無線技士レポート

2022-08-15 14:08:26 | 日記
どうもこんにちは。今回は第二級陸上特殊無線技士に合格したときから気になっていた第三級アマチュア無線技士を受験し、先日合格が発表されたためレポートを書いていこうと思います。

Chapter1 この資格で出来ること
この資格では、アマチュア無線局の空中線電力50W以下の無線設備で18メガヘルツ以上、または8メガヘルツ以下の周波数の電波を使用するものの操作が出来るようになります。私は先程も書いた理由と、今のうちに受かっておいたほうが良いだろうと思ったから受験しました。何故かというと完全な予想なのですが、アマチュア無線の違法電波の検挙が増えてきたため今後難化するのではないかと予想したからです。

Chapter2 試験対策
第三級アマチュア無線技士では講座を受講して修了試験で合格して取得する方法がありますが、この方法だと第四級が合格してからでないと第三級を受講できないし如何せん高いということもあり、独学で勉強しました。使用した教材は

この一冊のみです。試験の2週間ほど前からちまちま勉強をしてきました。つまり過去問演習ですね。勝手な憶測なのですが、机上で理論を理解しても実際機械を弄ってみると何がなんだか分からないと思うんですよね。なので、取り敢えず今は過去問を解いて覚えるという方法を取りました。
計算問題は面倒なので飛ばしました笑。学校で実効値、平均値、周波数などの求め方は分かっていたので完全に甘く見ていましたね。のんびりやっていると時間がなくなるもので、試験の三日前に法規の問題とモールス符合の問題を勉強してないことに気付きました...嫌な汗が出ましたね。計画性のなさが(ry

Chapter3 試験概要
第三級アマチュア無線技士試験は、工学と法規で分野が分かれています。
・工学
 16問中11問以上正解で合格
・法規
 14問中9問以上正解で合格
となっています。1問1問がとても重いです。。しっかり勉強しましょう。因みに合格率は70%位らしいです。試験方式はCBT。PCで受験します。

Chapter4 受験してみて
当日は私は新潟にあるテストセンターで受験しました。試験センターの待合所でも勉強出来るだろうと思っていたのですが、直ぐにロッカーに荷物を入れるように言われたため普通に出来ませんでした。。30分早く来る意味がなかったし、その分勉強出来なかったためとても不安でしたね。
試験が始まりました。PCで受験だと私はペーパーと違ってやり辛かったです。あまり好きではありませんでした。これは第二級陸上特殊無線技士でも分かっていたことなのですが。試験時間は2時間くらいあったと思いますが15分くらいで終わりました。モールス符号は数字と
5
これを眺めていれば解けます。数字だけで4択中2択位まで絞れるため思っていた以上に簡単でしたよ。本番でも普通に解けました。
工学では工学と歌っているくせに計算問題が1問も出てきませんでした。運が良かったです笑。法規は怪しい問題が相変わらず数問ありました。当然ですよね。3日前まで一切勉強しなかったのですから。知恵袋で3日また酷いものだと前日勉強すれば合格すると書いてあるものがありますが、絶対に無理です。そんな甘く見てると落ちます。何故なら大体の人はモチベーションが続かないからです。
例えば今まで工学に触れていなかった人がこのような問題を見て簡単に覚えられるかと言ったらどうでしょうか。余裕を持って勉強するほうが気持ち的にも良いと思うので、最低でも1、2周間前には齧っておきましょう。
試験終了したら結果が印刷されます。結果と言っても工学と法規の合計点数ですので合否は1週間後くらいにメールで送られてきます。点数は忘れてしまいましたが、合格しているだろうと思っていました。

Chapter5 諸費用
・受験料→5600(円)
・問題集→1980(円)
・免許申請代→1750(円)

・計...9330(円)

Chapter6 最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。この先何に挑戦しようか未定ですが、ブログを書くことが趣味となり資格勉強のモチベーションにもなったためお陰様でジュニアマイスターブロンズの点数に達することが出来ました。どうもありがとうございました。これからも頑張っていくので、よろしくお願いします。

ガス溶接技能講習レポート

2022-08-10 19:43:03 | 日記
どうも皆さんこんにちは。今回はガス溶接技能講習を受講してきた話をしてみようと思います。

Chapter1 ガス溶接技能講習とは
まずガス溶接というのは、可燃性のアセチレンガス、LPガスなどと支燃性ガスを用い、金属を高温にし接合することをいいます。同様のガスを用いて金属の溶断を行うこともできます。今の時代はこの溶断(切断)が主流になっているそうです。というか、講師の方がガスで溶接する時代は終わったとおっしゃっていました(笑)

そしてガス溶接技能講習というのは労働安全衛生法施行令第20条第10号より、可燃性ガス及び酸素を用いた溶接等作業を行う際は、ガス溶接技能講習を修了した者でなければ業務に就かせてはならないと定められているので開催されている勉強会です。ですが、特別教育や安全衛生教育とは違い国家資格ですので学科のテストが実施されています。これが中々ネックでした。

Chapter2 講習を受けてみて
私は機械の知識も全く無い工業高校生ですので勿論溶接もやったことありませんし、ボンベの知識もありません。なので少し不安感に陥りながら講習を受けに行きました。相変わらずのコベルコ教習所さんです。アークの時とは違い、2日間なので少し気が楽でした。ですが、今回は技能講習だからテストがあるんだよなぁ〜

机の上にはこの教本が置かれていました。1日7時間の授業なので長い1日の始まりです。

申し訳ないんですけどやっぱりとても眠くなります。ですが寝れない理由があるのです。それが、技能講習はテストに出るところを教えてくれるのです。聞き逃したら不合格となる可能性が高くなります。なので皆様もしっかり集中して話を聞くようにしましょう。

私はここ重要ですという所はマーカーで引き、超重要という所にはマーカーと緑ペンで2重に線を引きました。皆さんも工夫をしてみてください。

正直舐めていたのですが、普通に覚える内容が多いです。1日に50ページも進みました。予備知識のある方なら理解も早いのかもしれませんが、私は全く無いため、1から覚えることが多かったです。

1日目が終了しました。

家では次の日の朝に1時間、電車でテキストを見てテストの対策をしていました。

2日目は1時間目が法規、2時間目がテストでした。法規は結構覚えやすかったです。ネックだったのは数値です。どうしても覚え辛いんですよね。

テストは全40問で構造、ガスの知識がそれぞれ16問、法規が8問となっていて、全100点満点で60点以上が合格です。が、各科目最低点というのがありまして、構造、ガス知識で16点以下、法規で4問以下を取ってしまう、例えばガス知識、法規が全問正解で構造が0点だった場合不合格となるという仕組みがあるので注意です。
実際受けてみて、怪しい問題が数問あったため結構不安でした。20分から教室から退出可能で、全員40分くらいで退出して待機したため、2時間目の内に結果が出ました。

結果は合格、11人受講者がいたのですが、全員合格でした。良かったです。

その後は実技です。何故実技でテストがないのかというと、法律で実技では圧力計の取り付けだけやっておけば良いような感じに書かれているらしく、そもそも火を出して溶断をしなくても良いらしいのです。つまりコベルコのサービスみたいな感じで溶断を教育してくれるということになっています。なのでテストがないそうです。とてもありがたいことですね。

3時間目は圧力計の取り付けと溶断器の試験をしました。

4-7時間目は実際の溶断作業でした。私は4-6時間目はあまり上手く出来なかったのですが、酸素バルブを調整しながらやると良いと教えてもらったため最後の最後で自分で言うのもなんですが、上手に出来るようになりました。楽しかったです。

Chapter3 その後
全ての過程が終了したあとは修了証を貰いました。

国家資格、響きが良いですね。嬉しかったです。

今後はコベルコ教習所さんでは粉じん特別教育をいつか受講したいですね。ここまで読んでくださりありがとうございました。

計算技術検定三級レポート

2022-08-08 21:23:22 | 日記
今回は私達工業高校生が受けた計算技術検定三級を紹介したいと思います。正直誰得だよって話ですが、工業高校に通いたい人はまあこういう検定を受けさせられるということを知っておいてもらえればいいなと思います。

Chapter1 計算技術検定三級とは
計算技術検定は


このような関数電卓という電卓を使用し、計算の速さ、また能力を証明する資格です。正直持っていてあまりメリットはありません(笑)でもこの知識がないと工業高校、またその先の就職先で苦労すると思うので、しっかり勉強しておきましょう!

三級は制限時間10分で
・四則計算


・関数計算


・実務計算


の3科目各10問を回答する形となっています。
先程能力を証明すると書きましたが、三級はせいぜい式を変形して数値を代入する程度です。そこまで難しくはありませんのでご安心ください。また値と記号を打ち込むだけなので計算の意味が分からなくても合格は可能です(笑)

合格基準は各科目70点以上、つまり7問以上正解だと合格です。各科目なので、1科目でも60点以下を取ってしまった場合不合格となります。

合格率は70%前後らしいです。

Chapter2 試験対策
私の通っている工業高校では、情報の時間が週に続けて2時間あり、いつからだったかは忘れてしまいましたが、確か2ヶ月くらい前から毎時間やるようになったと思います。最初は有効桁数の設定の仕方とかを教わりました。その後は

この問題集や先生が印刷した過去問を一生懸命解いていく感じでした。結構辛かったですね(笑)
熱心な定年後再採用の先生がいて昼休みに毎日のように教室に来て一部の人は再テストをさせられたり話を聞かされたりしました。個人的にはちょっと勘弁してほしかったですけど、まあ自分たちのためなら、と受け入れるべきだったのかもしれません。

Chapter3 試験本番
本番の試験は確か金曜日の放課後でした。雨だったと思います。制限時間10分ってのが緊張をそそりました。1問1分っていうのは余裕そうに見えるかもしれませんが、実際は迫る時間と打ち間違えないようにするという気の回しで非常に神経を削らされます。私だけかな(笑)実務計算はその1分のなかで式の変形をしないといけませんからね。慣れが必要です。

先生の合図で試験が始まりました。カチカチという音が教室を木霊しています。いやぁ緊張しましたね。あまり記憶が御座いません!私は実務計算が苦手だったので試験後は滅茶苦茶よそよそしていたと思います。

Chapter4 合格発表
合格発表の日、不安にかられながらも重い足を引き摺り、合格番号が掲示してある生徒玄関に向かいました。

見ていくと〜

ありました!無事合格していました。私のクラスでは1人だけ残念なことに不合格でした。凄くイジられていましたね。。可愛そうな気持ちになりました。まあなにはともあれ合格は合格なので、自信を持って履歴書に書きたいと思います(?)

定期テストで悲惨な点数を取っている人も合格できるのでこの試験のポイントは関数電卓の基礎の理解と手先の器用さでしょうね。練習をちゃんとすれば皆合格できます。これから受けるという方、頑張ってください。そして持っているという方、お疲れさまでした。初めてこの資格の名前を見たという方、工業高校の世界へようこそ。

最後まで読んでくださりありがとうございました!