では、カニレアウクレレの工房をご紹介したいと思います。
カニレアと言えばTRUというカニレア独自のブレイシングと、塗装に特徴のあるウクレレで有名ですよね。最近は、SF塗装、つや消しの塗装もウォーミーな感じで人気が出てきました。
さて、H1から標高の高いH3ハイウェイを通り、途中、自生しているハワイアンコアの林を横目にオアフ島東部にあるカネオヘに向かいます。
ここは個人製作ではなくファクトリーを構えています。責任者のジョーはアイデアマンで常にウクレレの製作の効率化に努めています。今回驚いたのは非常に高価な3D CNCマシーンというのを購入し、ウクレレの製作数アップに繋げていたことです。このマシン、かなり高価です。高価すぎてとても口には言えないです。
大まかにパーツを削りだし、仕上げを職人さんが行います。
ただ、すべてをこれで製作するわけではなく、各作業工程ごとに職人さんが責任を持って丁寧に仕上げていました。
ウクレレの底板のラウンドをつけるのに、バキューム(吸引機)を利用してそこから板をつい付ける方法。ジョーらしいアイデアですね。1台につき、これなら大きな設備が要らないですよね。
Sはソプラノの意味 この棒に沿ってライニングを這わせるとソプラノウクレレのライニングの形ができるそうです。
ハワイ独特のギザギザした切り立った山間の雲が、工房を後にする頃には、大粒の雨を降らせていました。
しかし、次のコアロハに到着する頃には、からりと晴れてくれました。
では次は、コアロハです。
Ukulele Shop Ohana
とっちい