浮岳通信

福岡県糸島郡二丈町の季節料理の店「浮岳茶寮」の女将が綴る日々の奮闘日記です。

鯛の塩釜焼

2008年10月26日 | Weblog

ここ福吉漁港では鯛がよくとれます

お祝いの食事会に浮岳茶寮を利用してくださるお客様のために試作をしてみました。

写真の鯛は試作用にお客様からご提供いただいた全長45センチの大物

ビギナーズラッキーを祈りながらがんばってみました

オープンで1時間!鯛焼き・・・

さて、お腹を切開して試食です!焼き加減・塩加減は

 

おいしかった

今夜のお誕生日祝いのお客様に『鯛めし』で楽しんでいただきました

 


集落の祭り「神事」

2008年10月13日 | Weblog

10月12日土曜日はここ福吉界隈の神社の神様のお祭りでした。当店は浮岳神社の地域になります。朝8時に行列が神様をお迎えに行き福吉漁港で船遊び、夕方また神社へお送りします。

 

それから行列やお囃子が各家を「振込み」と呼ばれる福を振り込みにまわってきます。

 

若者が昔から伝わる地域の行事を大切に伝えて行く姿はとても凛々しく感じます

毎晩練習大変でしたね福をいっぱい振り込んでいただきありがとう


収穫の秋

2008年10月09日 | Weblog

浮岳茶寮の裏庭に大きな銀杏の木があり、毎年お料理に使うため奮闘!!!

銀杏の実が落ちる時、窓ガラスをコンコンと叩き「ちゃんと拾ってね!」とスタッフの陽子さんに訴えるらしく、暇をみては愛情込めてきれいにしてます。

きっとお客様に喜んでいただけますね

 

銀杏の実が落ち始めると強烈な臭いがいたしますが・・・・

うまいことに庭の金木犀が満開で風向きによってはうまくカバーしてくれます

とにかく自然の摂理に驚かされてばかりです。(ここに住んで3年の浮岳女将)


茶事

2008年10月03日 | Weblog

本日は唐津より茶事のお客様がおいでになりました。

爽やかな秋晴れに恵まれ、浮岳茶寮では和やかな時間が流れて行きました。

10月は「名残りの茶事」。行く秋と風炉(ふろ)との別れを惜しむのが名残りの茶事といわれます。

寄付→迎付け→初入り→懐石→炭点前→中立→後入→濃茶→薄茶→送り礼

と滞りなく進み、時折和やかな笑い声が厨房に届き「楽しんでいただけてるのだなぁ」

と幸せな気分になりました。

今回は宗偏流の中野先生社中の皆様。一緒にお勉強させていただきました。

ありがとうございました。