'ROUND MIDNIGHT

ソウルにジャズ、ボサノバ、シティポップ、そしてビールが大好き(^^)お気に入りの曲やアルバムを紹介しています... ♪

Meirelles e Os Copa 7 / Tropical

2007-12-01 12:49:10 | Jazz/Bossa Nova

トビッキリのブラジル流「ハード・バップ」を聴かせてくれる『O Som』(1964)、「ジャズ・ボッサ」サウンドが涼しげな風を運んでくれる『O Novo Som』(1965)に続く、怒濤の「メイレリス3連荘」は1969年にリリースされたコチラ...♪

なんでも発売当時のセールスは燦々たる結果に終わったようで、レコード会社が本アルバムを、イージー・リスニングのリスナーに向けてアピールしようとした目論みは、ものの見事に失敗...

しかし現代になって「ジャイルス・ピーターソン」、「ジョー・デイヴィス」、「ニコラ・コンテ」らが絶賛し、欧州におけるレア・グルーブ・マーケットで「400ポンド」(!)を軽く越えるとんでもないカルト盤だったのだとか...

数年前にイギリスの「What Music」からCD化されたものの、ソレも現在は「廃盤」のようで...^^;

Meirelles e Os Copa 7 / Tropical (1968)

01. Sombrero Sam (2:00)
02. Taboo (3:04)
03. The Jody Grind (2:13)
04. Fuego (3:49)
05. Barefoot Sunday Blues (1:38)
06. The Gringo (2:05)
07. Tropical (3:06)
08. Poinciana (3:19)
09. On Green Dolphin Street (2:56)
10. Summertime (2:01)

Personal : J.T. Meirelles (Alto Flute); Maurilio Santos (Trumpet); Juarez Araso (Tenor Sax); Dom Salvador (Piano); Sergio Barroso (Bass); Robertinho Silva (Drums); Pedro dos Santos (Percussion); Luna (Percussion); Helcio Milito (Percussion); Chico Batera( Percussion); Jorge Arena (Percussion)



名前が「Copa 7」となっているとおり、編成も7人(以上じゃん?)となり、ココで繰り出される「音」はズバリ「ジャズ・サンバ」(「ラテン・ジャズ」と言ってもいいかもしれんが)...^^

内容的には、オリジナルとおぼしき「01」からして「サンバ/ラテン」ちっくなサウンドがジツに心地よく、他「カトちゃん(加藤茶)」の『ちょっとだけよ~』(笑)で有名な「02」、「High Five Quintet」も演っていた「Horace Silver(ホレス・シルバー)」の「03」、「Doald Byrd(ドナルド・バード)」の「04」、「Ramsey Lewis(ラムゼイ・ルイス)」の「05」、これまた「Horace Silver」の「06」、スタンダード「09」、「10」などを取り上げ、

中でも「Horace Silver」の「03」、「ライナー・トゥルービー・トリオ」がサンプリングした事(ワシは知らんが...)でもその人気は実証済みの「06」、メロウなスタンダードをラテン・ビートに乗せた「10」は絶品...^^

とそのココロは... 休日の昼下がり... ビールのお供になってるわけです...(笑)


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