先に紹介した「Celso Fonseca」との共演盤『Pagina Central』の記憶も覚めやらぬなか(^^)、
2010年6月に先行リリースされた国内盤『Esphera』の全10曲を含みつつタイトル、曲順を換え、さらに5曲追加されたUK盤が届きました~♪
■ Marcos Valle / Estatica (Far Out, UK, FAR0153, 2010)
01. Vamos Sambar
02. Prefixo
03. Papo De Maluco
04. Arranca Toco
05. Baiao Maracatu
06. Novo Acorde (Reprise) ※
07. Novo Acorde
08. 1995 ※
09. Estatica
10. Na Pista
11. 1985 ※
12. Esphera
13. Eu Vou
14. 1975 ※
15. Vamos Sambar (Instrumental) (Bonus Track) ※
※は『Esphera』未収録
Personnel : Marcos Valle (p, ep, kb, ag, vo), Mazinho Ventura (b), Renato Massa (ds), Robertinho Silva (per), Julio Diniz (per), Patricia Alvi (vo), Marcelo Camelo (eg on 12)
全体的な印象としては、70年代の彼の作品を思い起こさせる感じで少なくとも「ボサノヴァ」より「MPB」に近く、良い意味でのアバンギャルドな内容...(^^)
なんでもプロデュースに参加する「Daniel Maunick(ダニエル・マウニック)」は、「Incognito(インコグ二ート)」(ワタクシ事ですが11月19日の「Blue Note」公演予約済み...^^)の「ブルーイ」こと「Jean Paul Maunick」の息子さんとかで、そんなところは彼の影響なのかも...(^^)
具体的にはストリングスとホーンを配した浮遊感あるサウンドにマルコスの歌が絡む「01」に始まり、
よく転がるピアノ・ソロが印象的な「02」、「05」、
思わず「早口言葉かよ!」と言いたい「03」(笑)、意外なところでマルコス流レゲエ解釈「06」~「07」、
ブラジリアン・ファンクとでも言えそうなタイトル曲「09」、メロウ・ファンク「12」あたりがとりわけ印象的...(^^)
ここのところ年に一度は来日している「マルコス」、何故かこれまでは縁がなかったんだけど、次は観に行きたいな~♪
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