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桜大の不思議の森

2012年10月21日 | 読書録

香月日輪/著 10月21日読了

 緑したたる山々と森に、優しく抱かれるようにして、黒沼村はある。村の傍にある森はその奥に「禁忌の場所」を抱えていたが、村人たちは森を愛し、そこにおわす神様を信じて暮らしていた。十三歳の桜大もまた、この森の「不思議」を感じて育った。森には美しいものも怖いものもいる。センセイや魔法使いに導かれ、大人への入口に立った桜大が出会うものは? 心の深奥を揺さぶる物語。(文庫書下し)


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