講演『日米安保と天皇制を問う』（ベッテルハイムホールで）

今日、ベッテルハイムホールで『日米安保と天皇制を問う～内なる天皇制～』と題した石原昌家先生の講演会があったので、行ってきました。

昨日の新聞記事を見て、行こうと思いました。天皇制は法の下の平等や基本的人権に反しているので廃止されるのが望ましい。しかし、最近の日本は、領土問題や周辺諸国との軋轢に対する反応によって保守化の傾向があり、天皇制の廃止から遠ざかっているような気がします。そんな時だからこそ、天皇制廃止論者として講演会に参加し、発言の機会があれば自分の考えを伝えていきたいと思い、足を運びました。

質疑応答の時間に、質問だけでなく自分の意見をおっしゃっている方もいらっしゃったので、私も発言しました。石原先生の講演は戦争体験や日米安保と関連付けたお話が中心でしたが、天皇制を身分制度としてとらえ、同じ人間なのに公務というレールに敷かれ、民間人とは異なった生活を強いられる皇室という身分が存在することに疑問を持った考え方が広まっていくべきではないか、といった内容を私は述べました。

日本に限らず、イギリス、その他の国の君主制も（特に先進国では）現代にはそぐわないので、廃止されるべきだと私は考えています。

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