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食事にスイム、パリ五輪で困惑も

現在開催中のパリオリンピックでは困惑させられるような問題点も浮き彫りとなった。

「最もサステナブル(持続可能)なオリンピック」を掲げ、観客に提供する食事への牛肉の使用を禁止し、他の肉類もなるべく使わず多くを植物ベースの食品で賄う方向で食事の提供が行われた。しかし、選手村での食事に肉が少ないことに選手団からの不満が相次いだ。

トライアスロンのスイムはセーヌ川で行われたが、慢性的な水質汚染を抱えており、スイムの実施は問題視されていた。そんな中でオリンピックに向けて浄化作戦を実施し、ある程度は改善したものの、競技に適したレベルとまでは言えない。大雨が降ると水質は悪化し、トライアスロンの数日前に大雨が降ったためセーヌ川でのスイム練習は中止されたが、本番は雨のため1日延期したもののセーヌ川で実施された。
8月5日(今日)はトライアスロン混合リレーが行われた。これも練習は中止されたが本番はセーヌ川で実施された。
水質が悪いセーヌ川での実施が強行されたことで、恐れていたことが起こった。カナダの選手は競技後10回嘔吐した。混合リレーでは出場を辞退した選手も多く、出場した選手の入院も相次いだ。
セーヌ川は生活排水で汚染されている。そのような水は私なら1滴口に入っただけで不安になる。泳ぐとなるとどうしても口の中に入ってしまい、飲んでしまう(少なくとも数百ミリリットルは飲んでしまうでしょう)のは避けられない。そんな中で泳がされた選手には気の毒に思う。そもそもセーヌ川は1923年から現在に至るまで水質汚染を理由に遊泳禁止なのに、そこを泳げというのは酷いと思う。
サーフィンはタヒチで行われた。トライアスロンもタヒチで行うべきではなかったか。
浄化に多額の費用をかけてまで、そして選手の体調悪化のリスクを抱えてまで、セーヌ川での実施にこだわる必要があったのか。セーヌ川で行うのは開会式の船での選手団入場だけで十分だったと思う。

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