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ワイド!スクランブル/池上彰が伝えたいこと

今日は5チャンネル(QAB)で池上彰さんの番組が2回ありました。

一つは『スクランブル』、今日は『ワイド!スクランブル』と題して朝10時30分から12時までの1時間半スペシャルで、池上さんが登場していました。
「イスラム国」による日本人人質事件の話をしていました。日本政府がとった行動に対して、私はあまり良いことだとは思っていません。要求してきた身代金の支払い期限が過ぎた結果、湯川遥菜さんが殺害され、その後後藤健二さんも殺害されました。こういう時は人命救助を最優先して、最悪身代金を支払うべきだったと思います。
「イスラム国」と関連する歴史的背景として、イギリスのマクマホンが旧オスマン・トルコ領でアラブ人が居住する地域の独立を後押しし(フサイン・マクマホン協定)、一方でユダヤ人に対してはホームランドである(広義の)パレスチナにユダヤ人国家建設を約束したこと(バルフォア宣言)があり、「二枚舌外交」と言われるが、池上さんはこれにイギリスとフランスとが分割して統治する案を出したサイクス・ピコ協定を加えた「三枚舌外交」として解説した。

夜7時からは『池上彰が伝えたいこと』

「意外と知らない日本」というテーマで、日本の宗教のこと、日本語の文字(ひらがな、カタカナ、漢字)のこと、天皇のこと、日本国憲法のことを取り上げていました。

天皇に関しては、この番組をご覧になった皆さんにもぜひ、憲法における「法の下の平等」と「基本的人権」に照らし合わせて考えていただきたい。日本国憲法では基本的人権の規定に職業選択の自由、居住および転居の自由がありますが、天皇・皇族は事実上職業選択の自由も居住地選択の自由も参政権(選挙権、被選挙権)もありません。おかしいと思いませんか?また、法の下の平等に基づき華族・士族が廃止されたにも関わらず皇室が存続していることも、私はおかしいと思います。戦後の日本国憲法下で天皇制が廃止されずに象徴天皇制として残ったことについて、「本来なら法の下の平等に基づいて天皇制を廃止すべきだったが、天皇制廃止によって暴動が発生するなど混乱のおそれがあったため仕方なく残した」という暫定措置であったものと私は考えていて、ゆくゆくは天皇制を廃止して共和制に移行するのが望ましいと思います。
天皇の役割の一例として東日本大震災の被災地を訪問する場面がVTRにありました。一方2010年にチリで起きた鉱山事故では、大統領が救出された被害者を慰問しました。なので、やはり日本も人権の観点から天皇制を廃止して大統領を置く共和制に移行し、現在天皇が担っている役割も大統領が担う国になるべきだと思います。そのための憲法改正(第一章を中心とした改正)は必要だと私は思います。

憲法の話では、今問題になっている憲法9条と集団的自衛権について解説していました。

ここでもイスラム国のことを取り上げ、生中継もしていました。

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