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23日への複雑な思い

今年は旧盆のウンケー(旧暦7月13日)が8月23日に当たるということを知った時、ちょっと嫌だなと思った。なぜかというと、12月23日は天皇誕生日、2月23日は皇太子の誕生日で次期の天皇誕生日になることが予定されている。11月23日の勤労感謝の日は皇室行事の新嘗祭に由来する。このように23日に皇室の誕生日や行事が重なっているため、天皇制反対派の私にとって23日という日付はあまり縁起がよくないと感じる。

2016年、私が琉球新報の「声」欄に投稿した「共和制も視野に議論を」と題した記事が掲載されたのは7月23日だった。天皇が生前退位の意向を表明したニュースを受け、天皇制が人権や法の下の平等に反し非現代的なので、共和制に移行すべきではないかと問いかけたいと思ってペンを執った。これに関してはむしろ23日に掲載されたことが縁だと思っている。23日が誕生日のあのお二方を含め、同じ人間として皇室という極めて特殊な環境から解放される時が来ることを願う。

それから、6月23日は沖縄慰霊の日。昭和天皇の「天皇メッセージ」の影響で日本の主権回復と引き換えに沖縄は日本から切り離され過酷な米軍統治が本土より21年長く続いた。それにもかかわらず天皇制が存続していてよいものだろうかと考える機会にもしたい。

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