前進あるのみ・・・後退が、はじまったか・

50代、12才の孫がいるじいさんです。
体は1つ。
身の丈を知る。

本日は9:00よりバーグマン400 10:30よりNMAX155を作業しました。

2019年01月21日 | 日記
https://www.youtube.com/watch?v=jZdnAodv_sw

来店前のバーグマン400は下記の症状が出ておりました。
来店時の走行距離は5万キロくらい。
スズキワールドにVベルトの交換を依頼したが1,000Km位走向したら最高速が125~130Km程度しか出なくなった。
その為、仕事でも100Km巡航でも厳しくなっていたそうです。

まずは、スズキワールドの怠慢を疑い作業してみるとやはり、
プーリー&ドライブフェイスが酷く摩耗してました。
スズキワールドはVベルト交換時にプーリーを見て摩耗は分かっていたが、注文依頼であるVベルトと
ウエイトローラーの交換だけをしたと思われます。
プーリー類はスズキワールドでも在庫してないので部品注文すると作業日が2日~3日間遅れるため
分かりながらも摩耗の酷いプーリー類をそのままにVベルトのみ交換したと思われます。

バーグマン400の作業はスカイウェイブより面倒になっています。
作業を始めて駆動系カバーが見えたらネジ2本で止まっている丸いスポンジがあります。
これは、駆動系部品を冷やすための導入口でここを清掃しないと駆動系を交換しても冷却できない
ため、すぐに部品類は摩耗し寿命が短くなります。
見た感じ、スズキワールドでは5万キロまで一度も清掃してないようで、かなり汚れていました。
(家庭用洗剤で水洗い・・多くは灯油であらうのですが、簡単に詰まってしまう場所なので水洗いが○)

駆動系ケースを外すとクラッチハウジングの突起(ケースと両軸受けになっている)
この部分は新車であっても当たり前に錆が出る場所で発熱のため対処方法が無いところでもあります。
一応は耐熱グリスを塗りこの部位に付いているOリングを外してやはり、Oリング自体もグリスUPして
錆をとります。
ケース側の方も酷く錆びているため錆取りとグリスUPをしてください。
手を抜いてグリスUPしないと、異音など後で悩むことになります。
(5~7万キロでクラッチあたりからベアリングの経たりで異音が出ることが多いが次回にチャンスで)
クラッチシューの残りを確認したら、あと4万キロくらい問題なし。
作業時には念のため確認した方が良いのですが、ショップですとこの後数万キロ交換が必要なくても
気軽に交換して1.5~1.7万円の部品代&追加工賃を請求するので見てもらうのも注意が必要です。

作業してみると案の定、プーリー類は摩耗が酷いし冷却口も清掃した気配は無し。
ハイプリを付けウエイトローラーは純正19g→21gにセット
通常走向で忙しくエンジンが回る最近のスクーター。
その為、ウエイトローラーを少しだけ重くしてハイプリを付けることにより現状130Kmしか出ない
バーグマン400を160Km以上出る仕様にすれば100Km巡航時は6500rpm→4900rpmくらいまで下がり
燃費も良く静かに走れるようになります。
※バーグマン200も同じ方向性でハイプリを付けてウエイトローラーを重くしました。
※ただし、バーグマン200の駆動系はおよそ10万キロくらい使えます。

リヤタイヤ交換の依頼もありましたのでダンロップ SCOOTSMART 150/70-13で工賃込み11,500円。
来週の土曜にお取付になります。
(ショップでは取付工賃込みで17、000円くらいと仰ってました。

NMAX155のハイプリ&内圧コントローラー取付作業もありましたが、比較的簡単に済むため動画に撮ってません。

明日の22日(火)はTMAX530Rの駆動系&クラッチ交換をします。
気持ち的に他のことは出来ない忙しい日になりそうです。

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