予告通りに「昔日の客」の話
実は大事に大事に読んでいるのでまだ1回しか読んでない。
本当に一話一話が味わい深いのでさっさと読むにはもったいないような本なのだ。
一つのエピソードは短いし、文体も平易なので、さらっと読み飛ばしも出来るのだけど、それがもったいないような本だと思う。
正宗白鳥とか伊藤整とか尾崎士郎のような凄い作家と幼馴染が同列に語られる。
どちらにも暖かい視線で著者の誠実で暖かい人柄が偲ばれる。
又吉は伊藤整に間違えられた話を紹介していたけど、私は尾崎士郎との話が好きだ。
なんともいえない情感が通う話だと思う。
大事に大事にちょっとずつ読みたい本だ。
長距離移動の時に持って行きたいんだけど、それももったいないような。(なんかあったらどうしようと思うほど気に入っている)
装丁もステキです。布の装丁で色が良い。まだカバー掛けてるけど、読み尽くして手垢がつくのもいいのかも知れない。
又吉推しの本は今のところ私にとっては外れなし。又吉自身の「カキフライがないなら来なかった」と「まさかジープで来るとは」も良いんだよね。
これはカバンの中に入れておいて移動中に好きなところを開いてそこから読み始めても良い。
その日によって気分によって共鳴する度合いが違うのも良い。
落ち込んでるときに開いて何ページか読むと、必ず「そうなんだよねえ」と口元がほころんでくるのだ。
ありがたや
P.S.
山王書房だけど、大森駅山王口と書いてしまったが、さっき調べたら大田区中央1丁目だった。思い込みで書いてすみません。
しかし池上通り沿いって母の実家にめっちゃ近いやん。
後書きにある散歩道には覚えがある。私も祖母と本門寺まで散歩した道だ。なんか少しうれしい。
実は大事に大事に読んでいるのでまだ1回しか読んでない。
本当に一話一話が味わい深いのでさっさと読むにはもったいないような本なのだ。
一つのエピソードは短いし、文体も平易なので、さらっと読み飛ばしも出来るのだけど、それがもったいないような本だと思う。
正宗白鳥とか伊藤整とか尾崎士郎のような凄い作家と幼馴染が同列に語られる。
どちらにも暖かい視線で著者の誠実で暖かい人柄が偲ばれる。
又吉は伊藤整に間違えられた話を紹介していたけど、私は尾崎士郎との話が好きだ。
なんともいえない情感が通う話だと思う。
大事に大事にちょっとずつ読みたい本だ。
長距離移動の時に持って行きたいんだけど、それももったいないような。(なんかあったらどうしようと思うほど気に入っている)
装丁もステキです。布の装丁で色が良い。まだカバー掛けてるけど、読み尽くして手垢がつくのもいいのかも知れない。
又吉推しの本は今のところ私にとっては外れなし。又吉自身の「カキフライがないなら来なかった」と「まさかジープで来るとは」も良いんだよね。
これはカバンの中に入れておいて移動中に好きなところを開いてそこから読み始めても良い。
その日によって気分によって共鳴する度合いが違うのも良い。
落ち込んでるときに開いて何ページか読むと、必ず「そうなんだよねえ」と口元がほころんでくるのだ。
ありがたや
P.S.
山王書房だけど、大森駅山王口と書いてしまったが、さっき調べたら大田区中央1丁目だった。思い込みで書いてすみません。
しかし池上通り沿いって母の実家にめっちゃ近いやん。
後書きにある散歩道には覚えがある。私も祖母と本門寺まで散歩した道だ。なんか少しうれしい。