「手話奉仕員養成講座・基礎課程」の修了まであと1回となった。
修了式に「手話劇」をやるとのこと。
不安そうな顔をしたのは私だけではないと思う

それぞれ聞こえない人の身になって
日頃どんな事に困っているのか考え、意見交換し、
その中から講師がテーマを5つ選び出し
4・5人のグループに別れ、やる事になった。
10分程度の打ち合わせしか出来ないままこの日は終わり。
当日いつもよりちょっと早めに教室に入った。
もうあちらこちらで打ち合わせが始まっていた。
皆真剣に打ち合わせしている。
最後の講習会が始まった。
先生から「手話劇」が済んでから修了式になります」と説明があった。
「先週お休みの人もいるので、打ち合わせ時間を30分とります」と・・
各チーム本当に一生懸命打ち合わせをしていた。
先ず発表の順番をくじ引きで決めた。
5チーム中3番目だった。
最初のチームのテーマは災害」(ドキドキ)
次のチームは「目覚まし」皆すごーい!

(ドキドキ)
いよいよ私たちの番 (ドキドキ!ドキドキ!)は最高潮!
私たちのテーマは「情報」

設定場所は新宿駅の特急電車の中、乗客はろう者の女性1人と健聴者の女性1人
そして車掌さん ナレーション役は私
車掌役の発車の合図で列車は出発・・・
車内の様子をナレーションする。
突然列車は止まる・・・・何かが起こった??
そこで車内放送が だがろうの女性には解からない?情報が入らない・・・
こんな入りで劇は始まった・・・・・が
なにがなんだか夢中で終わった。たった10分程度の劇だったが、喉はカラカラ
最初から最後迄心臓バクバク・・
でも久しくこんなに真剣に考えたり緊張した事がなかった気がする。
いい経験になった。
でもこれでお別れだと思うと淋しい。
本当にこの講座の受講生は皆真面目だった。
目的をもって参加している人が多かったからだろうか。
私はまだまだ手話を少しかじっただけ、これからも続けるつもり。
もちろん主催者のアンケートには、是非レベルUP講座を開いて下さいと書き込みました。
皆同じ気持ち、きっとまた合える。