DOWN IN SMOKE 猫馬鹿無用編

再開!…忘れた頃に…そして、たぶんまた存在を忘れる…

150回「ちりとてちん」 真打ちは誰?

2008年03月29日 | NHK朝ドラ「ちりとてちん」

人生のど真ん中を落語道で歩いてきた若狭が、まさかこれからの道を「お母さん」道に乗り換えるとは。 最後まで予測できないドラマでしたよ。
これまで塗り箸及び落語に託して「芸(技)」「伝統を伝える」を描いてきたドラマで、最後にその道をドロップして「お母さん」ですか。
あえて他のブログの感想を見てませんが、賛否両論なのではないでしょうか。
私の感想は、若狭の道が「落語」でも「お母さん」でも、正直どっちでもいいです。
若狭には、芸に生きるも母として生きるも同じことですから。

でも、今日の展開は見てるこちらには少し弱かったように感じました。
若狭が勝手にひとりで納得してる気がして。
なんだか、まわりでうなずいてる皆が不自然に見えました。
若狭が話した理由は理解できましたけど、じゃあこれまでこの物語はなんだったんだという感じで、視聴者達を納得させるには少しいきなりすぎた……と素直に思うには、これまで「ちりとてちん」で楽しみすぎましたよ、私は(笑)
これまで何回エピソードを最後まで見ないと迂闊に感想が言えないと思わされてきたことか(苦笑)
今日のことだって、まさかここで若狭が家を出たエピソードが出るとは(視聴者が忘れないように正平に途中で言わせてたりしましたけど)。

このいきなりに感じるような展開を視聴者に納得させられるのは、主役の若狭でも他のキャラクターでもなく、番組のスタッフだけでしょう。
これまでは多彩なキャラクター達を見るのが楽しみでしたが、ついに真打ち登場登場。
正確にはスタッフの「芸」が真打ち…で、あってほしいと私は真面目に願ってます。
だって、このまま単なるハッピーエンドで終わるにはもったいないドラマでしたから。
これまでキャラクター達の行動で生き方で「芸」について語ってきましたが、明日は今週の展開を納得させて、「ちりとてちん」らしい最終回を見せていただけることをスタッフの「芸」に期待します。

いやいや、最終回が楽しみだな。

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