ＴＵＢＥのボーカル、前田亘輝さん（４５）の所有馬が、１２日の札幌競馬でＪＲＡ初勝利を挙げた。
愛馬ノブヴィクトリー（栗・小崎、牝２、父スウェプトオーヴァーボード）は、５Ｒ・２歳新馬戦（芝１２００メートル、１５頭）で藤田伸二騎手とのコンビで出走。８番人気と低評価だったが、ゴール前の競り合いをハナ差抑えてＶ。０６年１１月に馬主免許を取得した前田さんは、０９年７月２５日のノブクィーンの初出走（５着）以来、のべ１１戦目（レース出走は３頭目）で記念すべき勝利だ。
この日は前田さん、小崎憲調教師とも不在。際どい写真判定に持ち込まれたが、引き揚げてきた藤田騎手はあえて１着馬の脱鞍場に誘導。検量室内のホワイトボードの『写』の文字が消され、一番左の１着の枠に『１０』の数字が書かれた瞬間、「よっしゃ！！」の言葉とともに藤田騎手の表情が一気にほころんだ。
「（放牧先の）牧場でも乗ったし、ゲートの出も速いのは分かってきた。気性が素直でセンスもいい。ゴール前で（内の２着馬から）外に張られたけど、あれがなかったらもっと楽に勝てていた。これが前田さんの初勝ちだし、いろんな意味で嬉しいよ」。これまでも前田さんの所有馬に騎乗してきただけに、初Ｖをアシストできて満足そう。ウィナーズサークルでの記念撮影でもファンの声援に応えていた。
★一目ぼれで購入
前田さんは０４年に日本で公開された米映画「シービスケット」に感動し、それまで興味を持っていなかった競馬に心を奪われた。知り合いに競馬関係者がいたこともあって、約４年前に馬主登録。前評判の高い馬を購入したが、ＪＲＡの勝利には恵まれなかった。ノブヴィクトリーは自ら牧場に足を運び、「かわいい目をしている」と一目ぼれ。周囲からは別の馬を薦められたが、自分の目を信じて購入。アルバムのレコーディング中のため、この日の勝利は見届けられなかったが、関係者に「勝ちました。うれしいです」と報告した。（サンケイスポーツ）
周囲から別の馬を薦められたのに前田さんは自分の目を信じてヴィクトリーちゃんを購入したんだね、
その眼力たるや 「さすがＴＵＢＥのボーカル！」と感嘆しちゃうよ、
しかもこの日はレコーディングって、
ＴＵＢＥ冬の陣の準備をしてる時のノブヴィクトリーちゃんの勝利、
ジョッキーの男・藤田伸二もずっと前田さんの馬に乗ってただけにホットしたでしょう、
前田さんと親交があるしＴＵＢＥライブにも来てる間柄だからさ、
しかし周囲から別の馬を薦められてたのにヴィクトリーちゃんを購入してそれに応えたヴィクトリーちゃん、
どっちも凄いよ、このカップルに幸あれ。