敗者の風呂は長かった。洗髪した後、支度部屋で報道陣に囲まれても、朝青龍はしばらく質問に応じなかった。いや、頭を整理できなかったのか。しばらく間をおいて「やることはやった。（自分が）弱いんだよ」と無表情で心境を口にした。
きっとハラワタは煮えくり返ってるだろう、しかしさすがは横綱、いさぎよく相手を称え来場所にリベンジの含みを込めた粋なコメント、
俺だって競馬に負けた時の心境は朝青龍と同じだもんね、やっぱ一流同士だから親近感が持てるんだろうな。
大相撲初場所千秋楽（２７日・両国国技館）横綱同士の相星決戦で白鵬が力強い上手投げで朝青龍を倒し、１４勝１敗で３場所連続６度目の優勝をした。白鵬の３連覇は初めて。２場所の出場停止から土俵に戻った朝青龍は１３勝２敗だった。
『横綱同士の相星決戦』千秋楽までもつれこんだ優勝の行方をスポーツニュースなんかで知りたくない！この一念で何とかテレビで生中継で見たけどこの一番は近年まれに見る大相撲だったよ、「絶対に負けたくない」白鵬と「絶対に負けられない」朝青龍、
仕切りの時から会場のボルテージはＭＡＸに、
そして立会いからガップリ四ツの展開、両横綱の力比べに手に汗握り最後の白鵬の上手投げに思わず絶叫しちゃったよ、
白鵬の責任感と朝青龍の強靭な精神力、どっちも好きな俺はこの大一番に感涙しました。
