燕のため風花のため

短歌や文化のみち二葉館(名古屋市旧川上貞奴邸)の文学ボランティア活動(春日井建の蔵書整理)を紹介します

文学ボランティア

2021-04-27 | 文学ボランティア・メモランダム
栄から高岳にかけての街路樹、ヒトツバタゴの白い花が満開。
花の時期にこれまで合わなかったようで、
この街路樹がヒトツバタゴだとは知らなかったのだ。
こんなにきれいだとは思わなかった。
人に会わない生活が続いているので、思いがけず人に会ったような、うれしさが湧く。



6月からの展覧会のために、何冊か岡井隆先生の本を持ってくる。
買って、ほとんど開いていなかった角川の『歌人』の写真集を持ってきた。
春日井建先生が掲載されているのだと思って購入したら、載っていなかったのだ。
使っていただけるかどうかわからないが、お蔵入りしていた本がお役にたてば、うれしい。



ボランティアのSさんとは、久しぶり。
お互いに近況を話したりしていて、終活めいた話になる。
そうだ、来月はなんとしても春日井先生のご命日なので、お墓参りに行きたいと思う。



打ち合わせをしたりして、作業はそれほど進まず。
歌誌の内容のチェック。
「角川」の平成4年6月号に、春日井先生の「幸運」が掲載。
歌集に収められる時に、入らなかった歌が数首目につく。
また「角川」昭和63年5月号に、寺山修司論を書かれていた。
エッセイ『未青年の背景』(雁書館)、現代短歌入門の章の21「チェホフ祭」の世界、を詳細にした評論。こうした文章が埋もれたままで残念なことだ。







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