東京農工大学同窓会 兵庫県支部

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日立との産学連携(追加記事)

2006年05月26日 22時27分13秒 | 大学
5月26日(金)
S59年 林学の安徳です。
先日、農工大と日立が連携協定を結んだという記事をかきましたが、この件に関する記事をまた見つけましたので掲載しておきます。

日立製作所と東京農工大学は、2006年5月9日にライフサイエンスとヒューマンインターフェースの大型研究テーマ2件を中心に「組織的連携協定」を締結したと発表した。記者発表時に、東京農工大は日立と具体的な共同研究テーマによる組織的な連携を実施しているとし、両者が具体的な成果イメージを持って協定を結んだことを強調した。
日立が日本の大学と組織的連携協定を結ぶのは、東京農工大で13番目となる。2002年8月の京都大学と協定を締結したのを皮切りに、この4年間に日本の主だった有力研究大学と矢継ぎ早に提携した。日本の有力研究大学と包括的な産学連携を締結している実績は、件数ベースで日本企業のトップクラスと見られている。
組織的連携協定は、大学教員個人と企業の一部署という従来の“点”での共同研究ではなく、大学と企業が組織対組織として互いに研究成果の達成に責任を持ち、共同して考えた戦略の下に“面”での共同研究を実施するものである。複数の大学教員と企業研究者が大型プロジェクトチームを組み、研究内容と研究計画を十分練り上げ、その予想される研究成果を契約書に具体的に記述し、進捗状況を定期的に評価するなどの組織運営を図る点が新しい。日立は、共同研究成果をマニフェスト(政策綱領)として約束する契約を基にした大型共同研究を大学と進め、将来得られる共同研究成果を事業ポートフォリオに組み込み、日立の研究開発を高効率で推進する。
産学官連携の先進企業の代表格である日立で、産学官連携の責任者を務める研究開発本部研究アライアンス室の中川泰夫室長に、大学と組織的連携協定を結ぶ意味を聞いた。

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