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地域そのほか速

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恐竜の森 ロボット次々 大迫力

2015-04-22 07:12:09 | 地域

 恐竜の森 ロボット次々 大迫力


 


  • 手や口を動かしたり、声を出したりするティラノサウルスのロボット(勝山市の「かつやまディノパーク」で)

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      ◇勝山、24日開業


      勝山市の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)で整備が進む屋外の娯楽施設「かつやまディノパーク」が21日、報道関係者に公開された。遊歩道を進むと木立の間から、動く恐竜ロボットが次々と現れる演出で、屋外展示型では国内最大級という。24日午後1時に開業する。


      県立恐竜博物館の隣の森林約1.5ヘクタールに延長400メートルの遊歩道を造り、道の両側に手や口、尾が動く全長20メートルのマメンチサウルスや同12メートルのスピノサウルスなど24体を設置している。


      人が近づくとセンサーに反応して動く仕組みで、最大の見せ場は、白亜紀後期の草原を再現した場所での肉食恐竜ティラノサウルスと草食恐竜トリケラトプスの対決シーン。恐竜のすむ森に迷い込んだような臨場感が楽しめる。


      このほか、恐竜の背中に座った気分になれるベンチや、卵の割れ目から顔をのぞかせて撮影できるスポットもあり、施設をつくった「ワック」(東京都)の西口雅之社長は「恐竜の大きさや迫力をぜひ感じてほしい」と話していた。


      年間12万人の入場を見込む。今年度は11月中旬まで営業。4歳以上500円。問い合わせは同パーク(0779・88・8777)。



県遺族会が青年部結成

2015-04-19 07:08:56 | 地域

 県遺族会が青年部結成


 ◇戦争の悲惨さ 孫世代ら語り継ぐ


  終戦70年を迎え、戦没者の遺族が高齢化する中、孫やひ孫らの世代でつくる県遺族会青年部が18日、結成された。大津市内のホテルで新しい会員ら約100人が出席して結成大会があり、戦争の悲惨さを語り継ぐ決意を新たにした。



  • 県遺族会青年部の結成大会であいさつする岸田会長(大津市で)

  •   県遺族会は主に戦没者の追悼式典や国内外の戦跡の訪問などに取り組んできた。しかし、会員の平均年齢は戦没者の配偶者が97歳、会の中心を担ってきた子どもの世代も74歳となり、昨年には同会が主催してきた県戦没者追悼式の運営が難しくなり、県の主催へと変わった。


      同会は子ども世代の会員2499人に、孫やひ孫の世代について調査。3353人が確認でき、県内在住で、同会の事業に参加経験がある18歳以上の男女622人に呼びかけ、162人が入会した。内訳は、7日現在で孫世代132人(平均年齢45・8歳)、ひ孫世代27人(同19・4歳)。


      結成大会で、岸田孝一会長は「戦後生まれが8割を超え、戦争したことすら知らない人が増えている。しっかりと伝えていくことが大事」とあいさつ。続いてサイパン島で父親が戦死した相談役の国松善次元知事が講演し、「なぜ今さら私がと思うだろうが、頑固に語り継ぐことは誰かがやらなければならない」と呼びかけた。


      祖父がフィリピンのレイテ島で亡くなった栗東市御園の小学校講師、甲斐聡美さん(49)は、「戦跡を訪ねた経験などをもとに、子どもたちに戦争の恐ろしさを伝えていく」と語った。祖父が沖縄で戦没した守山市守山の会社員、林祐美子さん(46)も「若い世代にとって戦争はテレビの中というイメージだが、少しずつ勉強して誰もが実感を伴うような活動にしたい」と話していた。(小野圭二郎)



笑顔、世界むすぶよ NPOが絵本

2015-04-19 07:08:34 | 地域

 笑顔、世界むすぶよ NPOが絵本


 「笑顔は世界共通のコミュニケーション」「笑顔の大切さを伝えたい」――。「笑顔」をテーマに被災地支援に取り組むNPO法人「メリープロジェクト」(東京都)が、阪神大震災20年に合わせて絵本「はーい にっこり!」を出版した。主人公メリーちゃんと出会った動物たちが笑顔を取り戻していくストーリー。メンバーは「言葉が通じなくても、笑顔で心がつながるすばらしさを知ってほしい」と話している。(浅野友美)



  • 絵本「はーい にっこり!」を手がけた河野さん(右)と水谷さん(神戸市長田区で)

  •   メリープロジェクトは「あなたにとってメリー(楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など)とは、何ですか?」をテーマに、NPO代表のグラフィックデザイナー・水谷孝次さん(64)らが1999年から展開している活動。


      水谷さんは、阪神大震災直後に、倒壊した阪神高速などをモチーフにした公共広告をデザインし、2002年にはポートアイランドのヒマワリ畑を背景に、市民500人の笑顔を撮影した写真集も手がけた。


      笑顔の写真パネルを、新長田の再開発の工事現場のフェンスに使用する活動や、東日本大震災の被災地の子どもたちの笑顔を傘やたこにプリントするイベントも行った。


      絵本の文とデザインを担当したのは、メンバーの一人で宝塚市出身の河野通子さん(26)。阪神大震災20年をきっかけに「震災で気付かされた笑顔の大切さを全国に発信したい」と、幼児向けに制作し、水谷さんが監修した。


      泣いているウサギや、怒っているライオンが、主人公メリーちゃんと出会って笑顔になっていく物語。しおりとして紙人形のメリーちゃんが付いており、裏表で表情の変化を楽しめるほか、ミラーシートで読者の笑顔を映し出す工夫もされている。


      河野さんは「笑顔でみんなが協力し、戦争や環境破壊、貧困などの問題が解決して地球が一つになれるように願いを込めて作った」と話している。


      オールカラーで24ページ。定価1188円(税込み)。全国の書店などで販売中。問い合わせは同NPO(03・3478・1931)へ。



奏でる音色は? 瓦屋根の楽器

2015-04-19 07:08:29 | 地域

 奏でる音色は? 瓦屋根の楽器


 淡路瓦の産地として知られる南あわじ市の津井地区で、街歩きイベント「瓦の音さんぽ」が開かれている。5月10日まで。土日、祝日には、瓦屋根を模した長さ8メートルの楽器「スーパーがっきやね」の公開もある。


  NPO法人淡路島アートセンターが企画。瓦をたたいて音を出す鉄琴のような楽器などを街のあちこちに設置し、約1時間かけて巡ってもらう。


  「スーパーがっきやね」は古民家の庭に設置。島を訪れた京都市の音楽家野村誠さん、やぶくみこさん夫妻がアイデアを出した。傾斜5度の板に瓦約300枚を敷いたもので、ゴルフボールを落とすと、澄んだ音を奏でながら転がっていく。


  土日、祝日には瓦製造会社「タツミ」前でカフェも開かれる。問い合わせは同センター(090・5066・4604)。


 



異国情緒に染めます

2015-04-19 07:07:37 | 地域

 異国情緒に染めます


 ◇細川さん 薬師寺奉納品下絵


  奈良市の薬師寺で18日、元首相の細川護煕さん(77)が、同寺慈恩殿(じおんでん)に奉納する襖絵(ふすまえ)と障壁画の下絵を報道陣に披露した。22面に天女や楽人を華やかに描いており、19日~5月10日に一般公開される。入場無料。


  細川さんは、山田法胤(ほういん)管主からの依頼を受けて、2013年から東京都内のアトリエで制作を開始。同寺ゆかりの玄奘三蔵が旅したシルクロードをイメージして、中国・西安の石仏に描かれた天女や正倉院宝物を参考に、異国情緒あふれる作品を描きあげた。


  本画は17年4月に完成予定で、下絵を目にした山田管主は「国際性豊かな西域を感じてもらえる空間になるだろう」と期待。細川さんは「大作なのでやりがいがある。試行錯誤を続けてよりよい作品を完成させたい」と意気込んでいた。


  19日、29日、5月5日の午前11時と午後2時には、細川さんによる作品解説もある。問い合わせは同寺(0742・33・6001)。