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ゴーゴーマシン

ゆるりと夢見る大学生・つくねのブログ。
小心者なりに日々奮闘中。
宜しければお付き合いをば。

温泉(と、おじさま)がすき③

2009-05-26 00:01:18 | おでかけ
温泉街の街並があまりにも素敵だったので、何枚か撮影。
その中でもこれは、かなりのお気に入り。

レトロな空気感がよーくでていると思うのですが。
特に…中央に写りこんでるおじさまが。否、彼をレトロ呼ばわりする気はないけど。

この人もそうだけれど、街で湯巡りしている人はみんな浴衣で歩いています。
宿の浴衣でそのまま出てきちゃうんだよね。だって、湯巡り中に着脱も楽だし。

何より、渋温泉の世界観には浴衣が何より似合う。
下駄のカコカコ鳴る音が、時間を巻き戻していくようで心地よかったです。

私も、宿でレンタルした薄紫地の浴衣に菫色の帯をしめて散策しました。
この時の写真が手元に残っているのですが……

疲れた顔 →試験勉強で極度の寝不足。
ぼさぼさの頭 → 撮影時、寝起き。
寄り添う子どもたち →従兄弟たち。小4と幼稚園児。

これらを総合すると →「療養中の母親」
そんな結果が、とにかく残念でならない。

温泉がすき②

2009-05-25 23:49:25 | おでかけ
歩いていて巡り会った、いかにも古めかしく佇む温泉旅館。
なんだか、千と千尋の神隠しの湯屋の構想モデルにも一部なっているらしいです。

宿の名前は金具屋さん。

ちゃっかり、記念撮影のための台もあったりしちゃうんだよ……。
かくいう私も、我慢できずに記念撮影しちゃったんですけれども。


昼間の姿もどっしりとして良かったけど、宵闇に浮かび上がる姿が幻想的でした。
なんでも一代目が、渋温泉の最高級旅館を目指して名工を集めたとか。

それだけあって至極細やかな造りの建物なのですが、矢張り決め手は重ねた月日。
千と千尋のように本当に八百万の神々が宿泊しててもおかしくない雰囲気です。

ちなみにこの神々の宿、1万円から宿泊可能。
但し、部屋にトイレがないらしい。

温泉がすき①

2009-05-25 23:31:13 | おでかけ
5月の頭に、親戚と長野の渋温泉という温泉街に行ってきました。
今時、温泉街でも珍しい位のひなびた情緒ある街でかなり良かったです。

街の随所に公共浴場があって、1番から9番まで番号がふられています。
それぞれでお湯の名前や効能も違って、宿から借りた鍵で開けて入る仕組み。

タオルに湯巡りスタンプラリーもできちゃうんですって。
でもそれって、使ったらスタンプ滲んじゃうでしょ。

写真はうち8番湯。こんな感じで通りの宿や土産物の間に突然出現します。
入り口からして既に趣があって、嫌が応にも期待が膨らんでしまう。

早速湯巡りしようかとも思ったけれど、この時既に21:30くらい。
温泉の開放は6時~22時まで。諦めて、街の散策だけすることに。

散策していると、何やら素敵な建物が。
写真使いたいから、続きへどうぞ。

空は高いし遊べよ乙女。

2008-10-30 00:38:20 | おでかけ
更新ストップしてた間の、怒涛の一週間についてぼちぼち書こうかと。
まずは、先々週の19日から。この日は、富士急ハイランドに行ってました。

富士急は中学校ぶらいくりで、今回のお目当ては何と言っても戦慄迷宮。

ちなみに私は怖がりなくせに見たがり、な一番迷惑な奴です。
うん。怖かったよ。ペンライト一本を頼りに進むんだけどさ

ペンライトの電池、途中で切れちゃんだもんよ。

超こわいよ。やめてよ。演出じゃなくて、リアルに充電切れだったよ。
しかも、電池が切れた瞬間のペンライト係の反応といったら。

「……あ、電池きれました」

もっと焦れよ!!
しかもこの人の白ワイシャツが、白衣に見えて本気でびびらされること数回。


戦慄迷宮を脱出したあとは、そりゃあ富士急ですから、絶叫ですよ。
わたし、こう見えて絶叫系は強いんです。そりゃあもう。

フジヤマ、余裕。ええじゃないか、余裕。フリーフォール、余裕。

相次ぐ絶叫ラッシュに、次々と脱落者がでるなか、ひとりだけ元気。
自分でもびっくりな耐性に、「三半器官が死んでるのでは」疑惑まで。

色々と、感覚がにぶいのかもしれません。

そういえば、富士急のフリーパスって顔写真付きなんだけど……
ひとり、写真機に近付きすぎちゃって、目茶苦茶ドアップになってて笑いました。

眉のギリギリ上くらいから始まり、顎が写りきってないくらいドアップ。
鼻を中心としたその写真に、ついたあだ名は、「THE DOG」


笑いすぎて楽しすぎて、ちょっと切なくなったのは内緒。

東大寺 2

2008-09-19 00:20:10 | おでかけ
東大寺にて人のいないほうへ進み続け、急勾配の階段を登りきったところ。
不動明王さまを奉っている社がちょっと見えてますね。辛かった…。

あんなに辛い階段登ってまで、人を避けた理由ってなんだったんだろ……。

今にも天狗が舞い降りそうな、わりと薄気味悪い感じでした。←失礼。
でもね、ここはまだよかったんだよ。問題は、この先の道。


進んだら明らかにやばそうな感じだったんだよ……どこに通じてんのか不明だし。
だけどだけど、我慢できなかったんだ……人が、人がいなかったから…。

進めば進むほど、山の中はいってくし、もう少しで陽が落ちて真っ暗になるし。
どっかからかゴオオオオオって音するし。自然と歩調も速まります。

有り難いはずのお地蔵さまも其処では最早、単なる恐怖の対象。
草むらから顔をのぞかす度に恐怖メーターは上昇を続け、遂に

全力疾走。

しかしながら、走ったら走ったで自分の下駄の音がカラコロ怖い。
半泣き状態で走り続け(本気)、やっと目にした建物は……

民家。

どうして此処に民家が……!?
そんな疑問が頭に芽生え、導き出した答えはひとつ。

ゼッタイ山姥の家だ!!

今でこそ「そんな馬鹿な」と思いますが、あの時はそう信じて疑わなかった。
恐怖にかられて更に疾走。この時、失くし物したもん。デジカメカバー。

走りに走った結果、ようやく境内に戻った頃にはピッタシ日没の頃合でした。
二月堂にて、暮れゆく奈良の町を眺めたわけですが、それはまた次回に。


とりあえずね、ようやく出会った警備のおじさんに

「あ……あの道、めちゃくちゃ怖かったです!!」

って思わず報告してしまったときに、それを聞いたおじさんが

「そうだろう、そうだろう」

とか満足気だったのが、意味わからない。
おまえ仕掛け人か。

東大寺 1

2008-09-18 23:46:35 | おでかけ
薬師寺で追い出されたあとは、特に行く宛てもなかったので再び燈花会へ。
……と、思いきや。何と東大寺がお盆にあわせて夜間拝観やってました。

到着は5時。拝観開始は7時。

その間、のんびりと境内を散策することに。
陽も傾き始めた東大寺、中々に風情があるじゃあありませんか。

ここはあえて、誰もいない道を通ってみることにしました。
が、それが恐怖の始まりだったのです………。


写真使いたいので、次に続く。

唐招提寺?

2008-09-16 02:32:03 | おでかけ
今日は、中宮寺あとに向かった唐招提寺からのお話。
真夜中のやけっぱちテンションでお届けします。もうどうしようこれ。


唐招提寺の最寄りバス停の酒屋で日本酒買って、土産物屋の縁側で呑みました。
軽い軽食も売っていたので、買って、食べて、また昼寝。

唐招提寺は工事中で特に見所もなく、土産物屋で2時間近くだらつきました。
うんまぁそれだけ!!このあと薬師寺に向かってみるも、散々迷子になった挙句

拝観時間過ぎてはいれなかっただけ。

うんまぁそれだけ。いやいや気にしませんよ。こっちは翌日行きました。
ちなみに迷子になったルート、中学の修学旅行で迷ったルートと同じだった。

中3から大学2年に至るまでに学んだことは、日本酒が美味しいってことだけか。
そんな自分を実感しただけ。



日本酒が好きだ好きだと言い過ぎたのか昨今、「のんべえ」とまで言われる始末。
大体「S」だの「のんべえ」だのって、一体どんな奴だと思われてるのか。

そんな呑兵衛のベッドは天蓋、っていうかモスキートネット付きですよ。
無駄に乙女。無駄にコロニアル風。

天蓋の下でぐぅぐぅと、寝たまま笑ってるんじゃあ世話ないよ。

あぁ、きっと天蓋って呼ぶからいけないんですね。訂正します。
「蚊よけ」、だよ。

法隆寺とか中宮寺とか。

2008-09-13 16:11:42 | おでかけ
日付かわって、2日目です。
ホテルの部屋で、ゴロゴロしてたら転寝してむかえた朝。眠いことこの上ない。

朝一番でバスに乗り、コンビニのパンを貪りながら法隆寺へ向かいました。
画像は法隆寺の参道。気持ちのいい道でした。

真っ直ぐ進むと、木の間から法隆寺がばばんと姿を現すのです。

ただ法隆寺はね、もちろん素晴らしかったけれども、人が多すぎて苦手だった。
誰もいない境内の端っこまで歩いて、木陰で昼寝してきました。眠いから。

お寺とか仏像とか好きだけど、何でもってわけじゃないみたいです。
実際、法隆寺はほとんど印象に残ってないしね。



ただ、その後向かった中宮寺はすごくよかった。
美術や歴史の教科書では定番な、弥勒菩薩像があるお寺ですよ。

ご本尊が有名な割にはちっちゃいの。何と言っても、本堂しかない。
そのこじんまりとした具合がまた好みにはまったのですが。

本堂周りは池になってて、天井に水面がキラキラ反射して涼しげ。
お座敷の障子は開け放してあるから、風通しもよくて。


広くもないお座敷にじぃっと座って、目の前の弥勒菩薩像と向かい合うだけ。
その為だけにあるようなお寺なのですが、その何と居心地の良いことか。

大抵、仏像って暗いところに安置されてることが多いのだけれど
中宮寺は爽やかだったね。水とか風とかが、直に肌に触れてくる場所だった。


お座敷の奥で、穏やかな表情で座る弥勒菩薩像は
どうやったら人々を救うことができるのか、考えているらしい。

あんなに気持ちの良い場所で、もう何百年もずっと……考えてるだけなんて
そんなのって、なんだか。

ずるいよ。

奈良燈花会 4

2008-09-10 15:32:35 | おでかけ
これでラスト!!奈良燈花会。写真に写っている足は、もちろん私です。
そうなの。下駄で奈良に行っちゃったの。おかげで、見事に鼻緒の形に焼けました。

まさかの下駄やけです。聞いたことねーよ。



燈花会の最中、道沿いがすーっとライトアップされていると
人は無意識のうちに、きちんと光に沿って歩いていくのだなぁと感じました。

暗いところにいる時って、やっぱり明るいほうに進みたくなるんだね。
でも、どっちが明るいのかなんて、暗いところでしかわからない。

持っていた提灯の灯りだって、街中にでてしまえば全く見えないくらいのもの。
今は少し、色々が眩しすぎるのかもしれないね。

だから、どっちに進めばいいのかわからなくなりがちだね。

奈良燈花会 3

2008-09-10 15:23:07 | おでかけ
燈花会ばっかりですが、それだけ感動したってことで勘弁を!!
なんかね、一個の記事にひとつずつしか画像つけられないのよ。

折角撮ったんだから、載せたいなーとか思っちゃうわけです。

そういえば、奈良公園ってとんでもなく広いんですよ。
東大寺、興福寺、春日大社、浮見堂、猿沢池。これら全て公園の敷地内。

これらに加えて、芝生やお寺同士を繋ぐ道までびっしりライトアップ……
っていえば、どれだけ規模の大きなイベントかちょっとは伝わるでしょうか。


だからこそ、昼間ならまだしもほの暗い中で目的地を探すのは大変!!
案の定…迷子になっちゃいました。で、当然ながら道を聞きますよね。

鹿に。


私 「こんばんはー。ねぇ、興福寺ってどっちに行けばいいかわかる??」

鹿 「あ…それなら…」

私 「!?!?!?(鹿が喋った…。え、まさか神の遣い!?)」


かと思いきや、声だしたのは鹿の後ろにいたおじさんでした。
びっくりしたよ。まじで鹿が喋ったのかと思った。

「鹿男あをによし」みたく選ばれちゃったかと、つい ときめいたよ。