ぼちぼち、金沢旅行記なぞ書きたいなあと思っていますが、明日からは浜松。
わああああ忘れませんように!
とりあえず、今日は夜行バスでの話。
当日は、バイト終わりにそのまま荷物を抱えてバスに乗り込みました。
出発時刻は午後十時。
新宿の高速バス乗り場はなんだか風がぴゅーぴゅー吹いて、無性に孤独感を誘います。
なんというか、ひとりになった瞬間にもう異常に寂しくて。
旅行に行くのだという期待に胸膨らませるわけでもなく、ホットのペットボトルのお茶をすすりながら
街の電光掲示板に映るアイドルの新曲なんかを眺めていたわけです。
ちなみに、実は出発前日に彼氏さんが自転車同士でクラッシュ。
自転車は故障。本人は無事ながらも、顔をぶつけて頭痛などもしていたそうですが
それを知りつつ、予定通りにひとり旅行に旅立った私を冷たいとか言わないで世間。
多少の罪悪感を持っていただけに、曲名の「バレンタイン・キス」に良心を苛まれちゃったりして。
見送りに手を振りながら、俯き加減で歩きました。
ひとりになっちゃえば、私の財産と呼べるものは2つの鞄だけ。
1つは大切なものをいれる、ハンドバック。
お財布、ハンドクリーム、携帯電話、寺山修司を2冊。
もうひとつは、大きめサイズのデニムのトート。
長靴、タートルネック、ノート、鉛筆、化粧品、切手、手袋、ガイドマップ、あいぽっど、切符。
自分でも、大切の基準がよくわからんなあと思いつつ、結局この区別は帰宅まで変わらず。
優先順位というものは、ちょっとやそっとの旅では変わらないもんです。
乗り込んだバスは一番前の列の窓側。
乗り心地も悪くはなくて、バイトの疲れもあって眠れそうだったのだけれど、普段見慣れた景色が眠っていくのを眺めていたくて。
カーテンの隙間から外を覗いているうちに、途切れることなく続く白線を辿るように、うつらうつらと眠りに落ちました。
その間、細々とした読書灯の下でいくつかメモ書きを残していたら、それが段々短歌になって
見直してみれば2泊4日の旅行のなかで、この時間にいちばんノートが埋まっています。
なんていうか、寂しい時に何に依存するかっていう結果だよね。根暗ちゃんが浮き彫りだよ!
そんな感じで不安な私と、イビキをかいた後ろのおじさまを乗せて
バスは夜中に松代に寄って、まっすぐと予定通りに朝の金沢に着いたのです。
わああああ忘れませんように!
とりあえず、今日は夜行バスでの話。
当日は、バイト終わりにそのまま荷物を抱えてバスに乗り込みました。
出発時刻は午後十時。
新宿の高速バス乗り場はなんだか風がぴゅーぴゅー吹いて、無性に孤独感を誘います。
なんというか、ひとりになった瞬間にもう異常に寂しくて。
旅行に行くのだという期待に胸膨らませるわけでもなく、ホットのペットボトルのお茶をすすりながら
街の電光掲示板に映るアイドルの新曲なんかを眺めていたわけです。
ちなみに、実は出発前日に彼氏さんが自転車同士でクラッシュ。
自転車は故障。本人は無事ながらも、顔をぶつけて頭痛などもしていたそうですが
それを知りつつ、予定通りにひとり旅行に旅立った私を冷たいとか言わないで世間。
多少の罪悪感を持っていただけに、曲名の「バレンタイン・キス」に良心を苛まれちゃったりして。
見送りに手を振りながら、俯き加減で歩きました。
ひとりになっちゃえば、私の財産と呼べるものは2つの鞄だけ。
1つは大切なものをいれる、ハンドバック。
お財布、ハンドクリーム、携帯電話、寺山修司を2冊。
もうひとつは、大きめサイズのデニムのトート。
長靴、タートルネック、ノート、鉛筆、化粧品、切手、手袋、ガイドマップ、あいぽっど、切符。
自分でも、大切の基準がよくわからんなあと思いつつ、結局この区別は帰宅まで変わらず。
優先順位というものは、ちょっとやそっとの旅では変わらないもんです。
乗り込んだバスは一番前の列の窓側。
乗り心地も悪くはなくて、バイトの疲れもあって眠れそうだったのだけれど、普段見慣れた景色が眠っていくのを眺めていたくて。
カーテンの隙間から外を覗いているうちに、途切れることなく続く白線を辿るように、うつらうつらと眠りに落ちました。
その間、細々とした読書灯の下でいくつかメモ書きを残していたら、それが段々短歌になって
見直してみれば2泊4日の旅行のなかで、この時間にいちばんノートが埋まっています。
なんていうか、寂しい時に何に依存するかっていう結果だよね。根暗ちゃんが浮き彫りだよ!
そんな感じで不安な私と、イビキをかいた後ろのおじさまを乗せて
バスは夜中に松代に寄って、まっすぐと予定通りに朝の金沢に着いたのです。