
わら草履(水彩画)
ずーと昔、小学生のころ・・・
夏休みになると母の故郷で過ごしていました。
藁ぶき屋根のお家に入ると、スーと汗が引いていきます
何にもない山に囲まれて自然がいっぱいの田舎でした
夜は蚊帳で寝ます
クーラーもなく、扇風機もあまり使わなかったような、
でも、縁側から涼しい風がいっぱい入ってきます。

そんな田舎に着くと、早速に靴を脱ぎ、
素足になって、藁草履に履き替えます
おじいちゃんが、鼻緒に色々な色を編み込んで
可愛く作ってくれています
たくさんの中から自分好みの草履を見つけて、
田舎にいる間はずーとこれを履いて過ごします
懐かしい思い出です
