
先週から、福井鉄道の市役所前駅、田原町方面ホームの軌道部分が掘削されている。この辺りは降雨時に水溜りができていたため、改善のための改修工事だろうと推測される。

ある程度砂利が入っていたためパッと見分かりづらいが、石畳となっていた部分の線路の下には、郊外の線路と同様、枕木が入っていることが分かる。しかも、最近のコンクリート製ではなく木製の枕木である。これに対し、コンクリートで固められた部分は線路周辺のみ削り取られていた。
福井鉄道のサイトの沿革によれば、市役所前~田原町間の開業は1950(昭和25)年であるが、その頃からのものであれば、60年近く経っていることになる。軌道敷の石畳はあちこちで浮き沈みが生じており、草が生えている部分もある。軌道敷部分は車やバイクなども横断するため、事故防止のためにもこのような改修が求められるだろう。
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路盤改修とは関係ないが、市役所前駅の架線上にある機器。「トロリーコンタクター」と呼ばれるものだそうで、電車のパンタグラフがここに触れると、機器下の分岐器が作動する仕組みになっているという。何気なく利用している電車にも、機械や電気など工学上の様々な工夫が施されていることに気付かされる。
○なお、写真の改修箇所は、今週月曜までにアスファルトで舗装されました。


ある程度砂利が入っていたためパッと見分かりづらいが、石畳となっていた部分の線路の下には、郊外の線路と同様、枕木が入っていることが分かる。しかも、最近のコンクリート製ではなく木製の枕木である。これに対し、コンクリートで固められた部分は線路周辺のみ削り取られていた。
福井鉄道のサイトの沿革によれば、市役所前~田原町間の開業は1950(昭和25)年であるが、その頃からのものであれば、60年近く経っていることになる。軌道敷の石畳はあちこちで浮き沈みが生じており、草が生えている部分もある。軌道敷部分は車やバイクなども横断するため、事故防止のためにもこのような改修が求められるだろう。
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路盤改修とは関係ないが、市役所前駅の架線上にある機器。「トロリーコンタクター」と呼ばれるものだそうで、電車のパンタグラフがここに触れると、機器下の分岐器が作動する仕組みになっているという。何気なく利用している電車にも、機械や電気など工学上の様々な工夫が施されていることに気付かされる。
○なお、写真の改修箇所は、今週月曜までにアスファルトで舗装されました。