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T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

お菓子のまち 鯖江

2009年06月28日 12時39分05秒 | 福井
 鯖江商工会議所がこの度、鯖江市内24店舗の菓子店を紹介したマップを作成した。

 鯖江市は元々、浄土真宗誠照寺派の本山である誠照寺(じょうしょうじ)の門前町であり、仏事用の和菓子店が点在していた。最近は洋菓子店も増え、市内に約30店舗あるという。特に、JR鯖江駅から半径1km以内には12店舗あり、「激戦区」とも言われている。

 鯖江市では、地場産業の眼鏡や漆器に続く新たな鯖江ブランドを模索していたが、お菓子(いわゆるスイーツ)がそれに選ばれた。

 商工会議所が作成したA4サイズの "Sabae Sweets Map" には「新・スイーツ王国宣言。」とのコピーが入り、鯖江の新たなブランドとして売り込まれることとなる。なお、マップ1万部のうち6千部は東京で配布され、4千部が市役所や商工会議所、紹介店舗で配布されるという。

 地元紙には商工会議所の話として、鯖江には「すばらしいお菓子を生み出す土壌がある。特定のお菓子でなく、鯖江の菓子職人が作ったスイーツ全体をブランドにしたい」と紹介されている。


 鯖江市は、眼鏡をはじめ、越前漆器や織物、ITといった工業・産業の町として定着している。その中で、お菓子という異なったものを売り出すことによって、鯖江に対するイメージも変わってくることだろう。なお、菓子店には鯖江の漆器やリボンを包装に取り入れているお店もあり、鯖江の産業との結びつきもある。


 小さな町にひしめくお菓子の店。それぞれの個性あるお菓子で、鯖江の魅力が発信されることを期待したい。


○"Sabae Sweets Map" については、鯖江商工会議所さばえ夢かたち推進委員会のブログでも紹介されています。(マップの画像が掲載されています。)

鯖江商工会議所 さばえ夢かたち推進委員会
 - <<告知>>Sabae Sweets Map



(参考)福井新聞 南越・丹生面「サバエスイーツ 新ブランドに」(6月27日付
け)


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