「いよいよまっこと暑うて脳が溶けそうなよ!」
昨日は高知のどっかで38度ばああったみたいながよ。今日も暑いき。じっとしちょったらよけ暑いき、動きいう方がえいみたいなちや。
「エンガチョ復活!?」いう記事が新聞に載っちょった。
エンガチョとは汚い物やそれに触った人に触れた時、「エンガチョ切った!」言うて両人さし指でバッテンを作ったら汚れは移せんなるというおまじないみたいなが。
地方によって言い方が違うみたいやけんど、私が子供の頃の高知では、人さし指と中指を絡めて「アブラッシ!」言うて遊びよった思い出があります。皆さんはどう言いよったろ?
13世紀頃の絵巻にも生首を見物しゆう人々が親指を人さし指と中指の間に入れちゅう「穢れを防ぐしぐさ」が描かれちゅうらしいけんど、こりゃ現代では「あれ」になるきいかんろう!
今じゃ、こういう子供の遊びも消えてのうなったと思うけんど、最近「千と千尋の神隠し」を観た中学生や大学生の間で復活の兆しが見えちゅうらしいが、
高知の「アブラッシ!」は何処へ行ったろう? 子供らあに教えちゃらないかん!