症状:漏電ブレーカーが落ちる

漏電するということは 電源部の絶縁不良ですね
JRC JST-245

ブレーカーが落ちるとのことなので
電源を入れることはできません
早速開けてみましょう

左端がスイッチング電源部
電源を外すと

左側が1次側電源 右側がベース電源
1次側電源が怪しい気がします

左からトライアック 整流ブリッジ スイッチングFET

この辺りは特に問題はないようです
回路図を見ると

シャーシアースはとの間にはコンデンサーがあるのみ
これが絶縁不良になるとは考えにくいですね
次は半導体やICの絶縁
ということで よ~く観察すると
真ん中の三端子レギュレーターのプラスチックビス
・・・黒いですね

外してみます

やっぱり
三端子レギュレーターの放熱フランジ(電源入力)と
放熱板(シャーシアース)が接触していたようです
右はもともと付いていた平ワッシャー
左は交換した放熱板用の絶縁ワッシャー

もちろん アルコールでカーボン(スス)をきれいに拭いて
修理完了しました!!
