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閑話休題~いづのブログ~

TAKASAGO EX-375L(ズーム電源) 修理

今回の修理報告は

TAKASAGO EX-375L 

ズーム電源を修理しました

高砂の電源修理は検索しても記事が少ないので

ぜひ参考にしてください

 

「通電確認ができません」 と言う物

 

 

 

 

 

 

 

先ずは背面の DIP SW

全部 「OFF」になっていたので

工場出荷に設定しましたが

電源は入りませんでした

さっそく開けてみます

 

 

 

次に疑うのは ステップアップの抵抗

 

 

やはり断線しています

 

 

手持ちの適当なのに交換すると

電源は入りました

 

 

でも 何だかおかしいです

電源が入ったり切れたり 

どうも保護回路が働いている感じ

基板も汚いですし

 

 

 

 

その内に どんどん壊れていきます

 

 

 

結局 PFC回路の電圧は

上がるだけ上がって500V以上

保護回路が働いていたようで 電解コンデンサも壊れました

 

 

PFCのICかと思い交換しましたが直らず

結局 

PFC電圧380Vの電圧を分圧して

ICのSENSEピンに行っている抵抗が高抵抗となり

SENSEピンの電圧が下がって

どんどん出力電圧を上げるように働いていました

手持ちの抵抗を組み合わせて交換PFC回路には

よくある故障です

 

 

表示基板のタクトスイッチも交換

 

 

結構 部品を交換したりで

作業は一週間もかかりました

そして無事完治

You can do anything you put your mind to.

コメント一覧

いづ
柊菜緒さんへ

それも疑いましたが大丈夫でした
柊菜緒
最初に交換されているセメント抵抗って回路的に突入電流防止抵抗で、電解コンデンサの電圧が上がって突入電流が終わったら放熱器の反対側にあるトライアックがONになってバイパスされるようですけど、そちらは大丈夫でしたか?
いづ
柊菜緒さんへ

当ブログをご覧頂き有り難うございます
インバータートランスの故障でしょうか
何度も巻き替えたことがあります
トライしてみてください
柊菜緒
うちのは通電不可で、いろいろ調べたところHV基板にある制御回路用電源のトランス(PT-3244)が死んでいて頭を抱えてます。
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