大分出張

関与先の中にタクシー会社であり、その関係で岡山県タクシー協会の理事になったので、全国ハイタク連全国総会へのお呼びが有った。本来は私の様なペーペーは全国大会など恐れ多いのだが、今回はどうしても全国大会で言いたい事がある。

大分市へキャンピングカーで行こうと思い立ったのは朝10時半に大分市の会場に居る為に前泊が必要（いや、前泊しなくても朝５時半に家を出て始発のさくらに乗れば大丈夫だろうけど早起きが必要）だ、と云う事。夜更かしは得意だけど早起きは苦手なので、前日の仕事が終わってからダラダラ走っていけば少しだけは朝寝坊が出来るカモ？と思った次第。国道九四フェリー（佐賀関・三崎間のフェリー）に乗るのが一番楽チンだろうが、会社にJR利用以上の迷惑を掛けられないし今回は帰りに庄原市に立ち寄って須澤さんにも会いたいので、往復共高速道路で行く事にした。（燃費8Km/Lだとして高速代深夜割りを入れれば少しだけ安いかな？）Googleマップに依ると自宅から６時間17分の行程らしいので、仕事を終えて自宅を１９時頃に出発した。



山陽・中国・九州と順調に走って来たが、東九州自動車道に入って暫くしてソレが起こった。

左ウインカーがハイフラ（ハイ・フラッシャー）になった。普通の車ならウインカー球切れだと判断するだろうが、この車は全球ＬＥＤ化してあるので球切れと云うのは考え難い（LED球が全灯切れてもハイフラにはならない）。これは、恐らくハイフラ防止抵抗の脱落だと考えた。途中のPAで確認すると一応ハイフラ状態だが全部のウインカーは点滅しているので、このまま走って行く事にした。バードビュー側のドライブレコーダーから、走行中にハイフラ状態に陥った事は明らかなので整備不良の切符は免れ得ると思ったからだ。

そのままナビの指示に従って、大分駅近隣のakippaで予約していた「大分高架北側末広駐車場【スペース97番】」へ。ここは1日（0:00~23:59)６１１円の駐車場だ。大分駅近くの繁華街なので近隣のコインパーキング の最大料金の最安値が、入庫後２４時間８００円か日中６００円夜間４００円だ。価格的にはやや安いだけだが、事前にネット予約出来る事の利点は大きい。尚、宿泊するホテルの駐車場は高さ2.4mまでの車限定で、これを超えると他の斡旋駐車場になり、その場合は駐車料金2000円が発生するのだそうだ。このakippa駐車場は高さ：制限なし、車幅：２１０cmと申し分無いが車長：４９０cmとなっているが、別の方のブログでハイエース・スパロン（全長535cm）がリヤオーバーハング部が大きくはみ出していても車輌前部は無事収まっている画像を見ていたので安心して予約しておいた。

画像の通り、リヤオーバーハングは輪止めより大きく後ろにはみ出しているが、車体前部は枠内なのでセーフだろう。（因みに、隣もakippa駐車場らしいのだが、そちらは後ろに高架の橋脚があり５mを超える車は車枠内に駐車できそうに無いので注意が必要だ。隣にマークX車長4730mmが駐まっていたが、輪止めまで下げたZIL520cruiseより前に出ている）国産キャブコンを駐めるなら「大分高架北側末広駐車場」なら【スペース97番】限定だと思う。

尚、到着時刻はほぼGoogleマップ予測通りだった。近所を散歩してコンビニで夜食を買ってトイレを借りて車内でTVを観る。高架下なのでBS/CSは全く映らず地上波のみだった。


尚、こっそりパーキング泊の際は、画像の通り運転席助手席はにはシェードやカーテンは引かない。キャビン部と運転席の間のみに高遮光カーテンで間仕切って無人を装う事にしている。冷暖房も不要なシーズンなので寝袋に入って爆睡した。



起床は９時半だった。他の岡山の理事さんが大分駅に着く頃だ。スーツに着替えて徒歩６分で会場に到着した。


赤羽国交大臣も御来臨下さり大いに会は盛り上がったし、私は全国の理事の皆さんに提言したい事を発表する念願が叶い大満足だった。



ここから懇親会に移行する。鶏天だの関アジの刺身だの阿蘇赤牛のステーキだの大分の御馳走（と、言ってもホテルの宴会料理なのでソレなりのお味なんだけど・・・）をセッセと詰め込んだ。

二次会に街に繰り出す皆さんを見送ってからホテルの大浴場に行って・・・大分なのに大浴場が温泉じゃ無いと驚いて・・・就寝。

観光バスでの視察旅行に出掛ける理事の皆さんをホテルの窓から見送って・・・から朝食へ。




さあ帰ろう。で、左ウインカーがハイフラの原因は？と云うと・・・





バンパー裏でセメント抵抗の端子が錆朽ちて切れていた事が判明。やれやれ・・・

帰宅途中、庄原市に立ち寄って須澤御大にお会い頂いた。毎年標高の高い棚田で耕作されたお米を分けて頂いていて、今年は通った序でに持ち帰る事にしていた。須澤御大はTMLでも古株で創設当初から遊んで貰っていたが多発性硬化症を患ってから最近はトンとアウトドアごっこから遠ざかって居られてお会いするのは久しぶりだったが、寛解されていてお元気そうで何よりだ。こんな小さなキャンピングカーでもアウトドアごっこが出来るなら復活しようかなぁ〜と云われていた。須澤さんはTMLのみならず地元でのアウトドア文化の発展に寄与された方なので、復活なさるなら又フィールドでお会いしましょうと別れた。