みなさん こんにちは
豊橋市にあるレディース鍼灸さいとうです
小さなお子さんのいる
お父さん・お母さん
お子さんの症状に悩まれていたり
不安を抱えている方も
多いのではないでしょうか?
今回は当院でも相談を受けることが多い
夜尿症についてご紹介します
◇夜尿症(やにょうしょう)ってなに?◇
夜尿症とは
夜寝ている間に
尿が漏れてしまう症状をいいます
いわゆる「おねしょ」ですが
5歳以降もおねしょが続くものが 夜尿症と言われます
国際小児尿禁制学会によると
5歳以降で
1ヶ月に1回以上の夜尿が3か月以上続くもの
さらに
1週間に4日以上の夜尿を頻回 3日以下の夜尿を非頻回
と定義されており
日本夜尿症学会も遵守しています
夜尿症は珍しい疾患ではなく
5歳を超えて夜尿する子は約20%
小学校に入学した時点では約15%
小学校高学年の年齢になる頃には5%前後
と言われています
◇なぜ夜尿をしてしまうのか◇
原因は大きく3つのタイプに分けられます
1、多尿型
尿を作る量を減らす
抗利尿ホルモン(バゾプレッシン)
と呼ばれるホルモンの分泌が少ないタイプ
人の体には 昼間に比べて夜の排尿を少なくする
メカニズムが存在します
その調節をしているのが 抗利尿ホルモンです
夜に抗利尿ホルモンが多く分泌されることで
昼間よりも作られる尿が減ります
このホルモンの分泌量が
成長段階で安定していないために起こります
2、膀胱型
膀胱の大きさがまだ小さく
尿をためられる量が少ないタイプ
寝ている間に作られる尿の量が少なくても
膀胱が小さいとあふれてしまいます
夜は副交感神経が優位に働き
睡眠がとれるのですが
副交感神経が強く働き過ぎると
膀胱が収縮し尿をためられる量が
少なくなってしまいます
このタイプは 日中のおしっこも近い傾向にあります
3、混合型
尿の量が多く
膀胱も小さいタイプ
他にも 身体の冷えや
ストレスが原因となることもあります
ストレスは夜の抗利尿ホルモンの
分泌に影響するとも言われています
お子さんが成長するにしたがって
膀胱は大きさも機能も発達し
抗利尿ホルモンの変動も
段々と安定していくため
自然と治まっていくことも多い疾患ですが
夜尿はお子さんの心理面に大きく影響を与えます
このストレスが
夜尿を長引かせてしまうこともあるので
自然に落ち着くだろうと
そのままにせず
一度ご相談ください
★夜尿の3原則★
起こさず
怒らず
焦らず
そこに4つ目として
小児はりでの治療を
取り入れてみませんか?
お母さん・お父さん・お子さん
みんなが笑顔で過ごせるよう
一緒に解決していきましょう
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夜泣き・仮性近視・起立性調節障害など
女性・小児専門鍼灸院
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