goo blog サービス終了のお知らせ 

オレホム

いうらんっこしぷゃりいぷまりせ

Mac地獄

2008-05-25 16:14:59 | ビデオ
まだまだ先でしょと思ってた地デジへの完全移行も、いつのまにか3年後に迫ってきた。
みなさんはもう新しいテレビは買いましたでしょうか。買いましたかそうですか。まだですかそうですか。

当然我々制作側もハイビジョン編集の環境を揃える必要に迫られてるわけで。
最近ずっと、編集をするためのマッキントッシュを買ったり、ソフトを買ったり、詳しい人に色々聞いたりして、色々大変だった。
生粋のウインドウズユーザーのくせに、なぜマックかというと、理由は簡単。マックの方が安いからだ。

「安いからだ」と言ったが、なんだかんだ言って100数十万掛かってしまった。
別の意味で、もう死んでもいい、という気持ちで買いまくった。
ペイできなかったら本当に死のうと思ってる。

ていうか、本当はそんなことを書きたかったわけではなく、今現在大変気がかりなことが、今僕が仕事してるビルが、近いうちどこかに売却されるか、競売に出されるということだ。

取り壊しを前提に売却されると、僕は出て行かなくてはならないわけで
2000本以上あるビデオテープや、数多くの映像機材に埋もれたこの事務所の引っ越しをしなくてはならないのである。
ていうか今日、先ほどの100数十万かけて買った機材を、作業効率を考えて、色々レイアウトしてるのだが、いずれ近いうち引っ越すということになると、なんだか今日の作業も空しい感じである。

まあ多分、どこかに売却されるにせよ、新しい所有者がこのままビル経営を継続するのかなと思ってるのだが、築36年でボロボロだし、僕がいる階は僕んとこ以外全部空き部屋だし、どうだろうか。


ていうか、会社名を町名を含んだ名前にしちゃったので、同じ町内で引っ越す必要があるのである。
こんな社名にしなきゃよかった。



iMacを買ってみる

2008-03-17 23:53:35 | ビデオ

もうなんていうか、「パソコン」と言えば「ウインドウズ」というのが一般的な見方であって、人類の9割くらいがウインドウズPCを使ってるらしい。

僕も例に漏れず、ずーっとウインドウズPCで仕事してきたのだが、僕の仕事である映像制作の分野だと、逆にマックの方が圧倒的に多いのが現実である。

何故かというとマックが映像編集に向いてるというよりは、マックでしか使えない「ファイナルカットプロ」という編集ソフトが業界標準になってるのである。

僕はシンプルで動作が軽く、使いやすいけど、大変マイナーな編集ソフトをずっと使ってきて、「別に何のソフトで作ろうが関係ないっしょ」と思ってたのだが、最近いろんな同業者と話してるうちに、どーもファイナルカットが使えないとクリエイターとしてダメな感じ。仕事の幅を広げるためにマックも勉強しようと大決心。

映像屋は普通マックプロを買うんだろうけど、完全に予算オーバーなので下位モデルで色々検討。一ヶ月くらい悩んだ結果、iMacの一番安いやつを購入。

液晶と一体化してるとはいえ、ノート用のCore2duoとメモリを積んだだけの大して速くもなさそうなマシンが16万円もするのはどうかと思うが、この「あれ?本体は?」みたいなスッキリした一体型デザインはパソコンというより家電って感じでなんだか購入満足度を高めてくれる。

というわけでファイナルカットを勉強中。普段使ってるソフトより多機能なのと、操作が色々と違うのでなかなか大変だ。こんな風に教本を1ページずつ読み進めながら勉強するのは何年ぶりだろうか。

とても懐かしい気分で初心に戻った感じ。


編集屋というもの

2007-04-02 16:04:48 | ビデオ
たまに一緒に仕事するディレクターさんと初めて飲みに行ってみる。ていうかいつも「今日終わったら行こうぜ」と何度も言われてたのだが、そんなときに限ってその後仕事が入ってしまったりしてなかなか行けなかったわけで。

ということでディレクターさんの住んでるところまで飲みにいってみる。ていうか何故か奥さんまでいらしてちょっと緊張。でもとっても気さくな奥さんだったので楽しく話してみる。ていうか奥さんとばっかり話してたような。

おそらくお二人とも50歳前後だと思うけど、ホントおしどり夫婦で、なんかいいなあ~と思いながら談笑してみる。なんでも出会ったのが30代半ばで、飲べえで荒くれてたディレクターさんを更正 と書くとおおげさだが、そんな感じで一緒に今まで二人で生きてきたって感じ。そう説明されなくてもおそらくそんな感じだろうと雰囲気で分かったわけで。

ディレクターさんがトイレに行ってる時に奥さんが僕に一言。

「他の人と仕事して帰ってきたときは愚痴ばっかり言ってるけど、TGくんと仕事した日だけはご機嫌で、気持ちよく仕事できたとか言ってるのよ 助かるわ」

おせじでも嬉しかった。あんまり同業者を知らないのでみんな同じようなことやってるんだろうなっていうか、誰がやっても同じ仕事だと思ってたのでなんか嬉しかった。

僕の仕事はお客さんのイメージ通りに映像を繋いだり効果を付けたりする仕事。お客さんが完璧にプランを立ててきたら、単に僕はその人の変わりにPCを操作するだけの人間になるが、たまに「どう思う?」とか聞かれるので「いいんじゃないですかね」とか返答したりもする。「こうしたらどうでしょうか」とかもたまに言う。

自分はどちらかというと自ら創作してたほうが向いてると思ってるのでこういった役目は苦手で、食っていくために成り行きでこのスタイルになってしまったことに常々不満を感じてて、人の考えを汲み取ったりするのもう疲れたからやめちゃおうかなとか思ってたのだが、なんかこういう事言われると急にやる気が出てきたりもする。誰からも使ってもらえなくなるまでありがたく続けて行こうと思った。

先日亡くなった植木等さんは元々物静かで真面目な性格だったので、スーダラとか無責任とかやるのにとても抵抗を感じて悩んでたという。でも「やるべきこと」と「やりたいこと」は必ずしも一致しないもんだという考えで頑張ってきたそうだ。僕なんかが植木氏を例にあげるなんておこがましいもはなはだしいが、なんかなるほどと思った感じ。

ていうか自分の何が「良い」のか未だに分からないので別の意味で困ってる。
悪いところはいくらでも挙げられるのだが。

仕事で使ってるツール

2006-01-04 01:52:23 | ビデオ

一応何となくビデオ制作の仕事をしてますが、別にドーンと物凄い機械が並んでる部屋で仕事してるわけでなく、貧素な独り自営会社なので、単に普通のパソコンにちょこちょことなんかくっつけただけの構成でお客様からお金を頂いてて半分詐欺みたいである。でも逆に道具さえ揃えば誰でもすぐに出来るかというとそうでもないかなーと思うし、なかなか難しいところだ。

ビデオ編集ソフトはCANOPUSのEDIUSというのを愛用してる。プロ用としてはまだまだ全然知名度も実績も無いけど、動作が軽いし使いやすいし日本製だし、愛用してる。ていうか元々パソコンビデオ編集をCANOPUS製品から入った僕としてはFCPやAVIDに負けないツールになって欲しいなーと思ってる。ていうかそうなってくれると互換性とかの面で僕が楽になるわけである。がんばれcanopus。最近買収されたけど。