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前回のミルフィーユさんですっかり満足していたのですが、ネットの海を漂っていたところ、リカちゃんのお友達にも4月にお誕生日の子がいることを発見。
しかも更新を予定していた4/22。更にタイムリーなことに、昨年10月に数年ぶりの市販復活!…半年前って言うほどタイムリーか?まあエエか。
これも何かのご縁だと思い、本来の更新予定だった記事を先延ばしにして、ネットデビューをして頂くことと相成りました。
♪そのひとの名は ♪そのひとの名は(ナウなヤングには分からない、昭和歌謡ネタはやめなされ)
さくらちゃんです!
さくらちゃんはタカラトミーになってからの、リカちゃんのお友達。
苗字は設定されていないようですが、お誕生日は4月22日、好物は桜餅。春の申し子のようなお嬢さんですね。
数多いリカちゃんフレンドの中でも、結構な頻度で何度も再登場を果たしている彼女。
昨年10月に再登場した『モテビジュさくらちゃん』が一番直近の子になります。
※写真はタカラトミー様の公式よりお借り致しました。
こちらのさくらちゃんとは店頭で出会った方もいらっしゃるのではないでしょうか?可愛らしいですよね。
つーかこのお洋服…単品売りしてくれないかなあ。
我が家のさくらちゃんはリサイクルショップから迎え入れた子。
プルルンちゃん紹介のときにチラっと書いた、“3体同時に迎え入れた新人さん” の内のひとりです。
ハッキリとは断定できないのですが、髪色や髪型から推察するに、この子は恐らく2015年の『キラかみ さくらちゃん』じゃなかろうかと。
※写真は再びタカラトミー様の公式よりお借り致しました。
こちらのキラかみさくらちゃん…
写真左の青いスティックを使って、キラッキラなパーツを髪にデコ!と言う、女児のハートをがっちりキャッチな楽しい髪遊びが出来る仕様です。
因みに、我が家に来たときのお姿がこちら。
前オーナー様(の、保護者様かな?)自作のドレスがシックで素敵!きっと愛されていたのでしょうね…って、あれ?隣りでチラッと写っているお洋服、キラかみさくらちゃんのデフォルト服じゃないかい?
偶然と言うよりは、恐らく同じオーナー様が手放されたのでしょう。さくらちゃんと同時に迎え入れた子が、キラかみさくらちゃんのデフォルトドレスを着ておりました。
恐らく目一杯遊んだ後、お人形さん遊びを卒業されたのでしょうね。皆、お疲れ様。
髪遊びの影響か、少々御髪が乱れておりますが、お顔は大変綺麗なさくらちゃん。
これなら髪を整えてあげるくらいで大丈夫かな?などと楽観的に考えていたのですが…甘かった…
さくらちゃんクラスタの方ならご存知かと思いますが、歴代のさくらちゃんは何故か皆、“ド真ん中で前髪が分かれている” スタイリングなんですよね。
令和最新版・モテビジュさくらちゃんも前髪が分かれていますが、ド真ん中でないだけで「おおっ!」なんてときめいてしまったぐらい、カラーヘアチェンジの子もツインテールの子もキラチェンの子も、みーんな前髪ド真ん中パッカン系。
(自分が知らないだけで、もしかしたらひとりくらいは分かれていない子もいたのかもしれませんが…聞いたことねえしなあ)
もちろん似合ってはいるのですが、せっかく何度も再登場しているのに、全員同じ前髪にすること無くない?
どうせ髪の乱れを直すなら、前髪も自分好みに、素直に下ろした感じにするか!
こうして意気揚々と作業に取り掛かったのですが…
髪遊び仕様のせいか、はたまた関係は無いのかは不明ですが、【通常より髪が細い上に妙に絡まりやすい、癖が付きやすい】んですよね。
迂闊に高温でパーマかけたら、唯でさえ痛んだ髪が尚更痛みそう。ヘタしたら縮むかも…変色もありえる?こりゃ慎重にいかないと…
①熱めのお湯で洗髪・ポリスリーブ後自然乾燥、シリコンスプレーで髪を梳かして一週間放置 ⇒ しかし、なにもおこらなかった!
②80℃のお湯をポリスリーブをかけたヘッドに注いだ後自然乾燥、以下同じ ⇒ しかし、なにもおこらなかった!
③沸騰直後の熱湯をポリスリーブをかけたヘッドに注いだ後自然乾燥、以下同じ ⇒ しかし、なにもおこらなかった!
いや、こんなことってあるか?
前髪パッカンどころか、アホ毛・切れ毛・跳ね毛も落ちつかへんのやで?!
こうなればもう仕方が無い。背に腹は変えられぬ。
④沸騰寸前のお湯を張った鍋にポリスリーブをかけたヘッドを放り込んで煮た後、自然乾燥、以下同じ
(お顔のプリントが痛むことがあるので、ヘッドを長時間煮るのは避けたいのですよ)
どうにもならない部分は根元からカットする。
これでどうにか、ここまで落ち着いてくれました。
こうしてアップで見ると、髪が結構痛んでいるのが分かりますね。
デフォルト衣装&オビツ22ボディで、当時の広告を意識したポージング。
クリアブルーのサンダルが無かったので、同デザインの白で代用。
良く見ると前髪の内側はまだ分かれています。
タカラトミーのヘアスタイリング技術、恐るべし。
改めてみると、お目々ぱっちりで本当に可愛らしいお顔ですね。
やはり人気があったのでしょう。何度も再登場の機会があったのも頷けます。
いや君、実にキュートやな!!
とてもあんなことをするような子とは思えんで?!
…さて。
ここまで駄文を書き連ねてまいりましたが。
デビュー当時のさくらちゃんをご存知の方なら、苦笑いと共に読まれていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リカちゃんのお友達として何度も再登場を果たしているさくらちゃん。
そんなさくらちゃんですが、デビュー当初はリカちゃんに対して、かなり陰険に立ち回っていたんですよね。
当時の公式リカちゃんブログのストーリーでは、リカちゃんの所属するモデルグル-プと、さくらちゃんの所属するモデルグル-プがライバル関係。
そのイザコザにプラスしてさくらちゃん独自の思惑が絡まり、中々に殺伐とした展開となっておりました。
さくらちゃんグループのリーダー的存在・エミリちゃんも相当辛辣なものがありましたが、キツい口調で正面からリカちゃんに当たる分かりやすいエミリちゃんと違い、さくらちゃんは【陰で暗躍】するタイプ。
それはもう、色々と…シャレならんレベルでやらかしていたんですよ…
因みにさくらちゃんの暗躍について、 “正面から真っ向勝負派” のエミリちゃんはまったく知らなかったようです。
さくらちゃん(≒タカラトミー)の中でも当時のことは黒歴史になっていると思いますので、具体的な暗躍振りについてここでは触れませんが…
当時同世代の子供さんがいた友人(お人形に興味無し)に軽く読んでもらったのですが、「リカちゃんってもっとロマンチック路線やと思ってたわ。女児特有の残酷さや浅はかさがリアルで怖いんやけど…」と、ドン引いておりました。
また当時は、自分自身がお人形さんに対して情熱を失っていたこともあって…
お話の重さに気持ちが暗くなり、途中で読むのをやめてしまったくらいです。
ただですね。今になって振り返れば…
これだけ “人の感情を揺さぶる” と言う点においては、お人形劇の表現として突出したものがあると思います。
リカちゃんの世界観的には不向きなお話だったのかもしれませんが、今はちょっと…いや、モーレツに読み返したいのが本音です。
我が家のさくらちゃんはやらかすような子じゃないですよ!
とっても可愛らしい、良い子設定です。
などと書きつつ、悪そうな顔に撮れてしまった写真を敢えてあげてみたりして。
せっかくのお誕生日だと言うのに、過去の悪行を暴露されてしまったさくらちゃん。ゴメンやで。
これからは沢山のお友達に囲まれて、我が家で楽しく過ごしてね。
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【キラかみ さくらちゃん】2015年製:タカラトミー中国工場産・リユース品
ヘッド状況:首溶け無し・硬化無し。首穴がかなりキツい。原因不明だが思い当たる点はある。
保存状況 :購入時点で箱無し。今後は待機服着用で保管予定。