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タカラ時代のお人形

数十年ぶりにドール趣味を再開した記念に、タカラのジェニーやリカちゃんをお披露目するブログです。

只者じゃない花のプルルンちゃん

2025-03-19 | リカちゃんフレンド(タカラ)

ご訪問ありがとうございます。

今更ながらにバレンタインデーの小芝居で活躍してくれた、お人形さんたちを紹介するシリーズ第2弾。

ふたりめは彼女に登場してもらいましょう。

 

 

バレンタインデーの小芝居はこちら⇒☆HAPPY TIME!vol.1(別窓で開きます)

 

 

花のプルルンちゃん!

中々斬新なネーミングですが、彼女は何と1988年=昭和63年生まれ。

我が家では数少ない『昭和時代のお人形さん』です。只者じゃねえな。

小芝居の中で呼びかけるには少々浮きますので、『ルンちゃん』と言う通称にしました。

 

 

プルルンちゃんはお花の国の妖精さん。これまた只者じゃない素性。

リカちゃんにお花をプレゼントしたことがきっかけで、お友達になる…確かそんな感じの設定だったと思います。

この、昭和感溢れるメルヘン路線!いやー、良いですねぇ。堪らん。

 

 

後姿。何と言うバックシャン!…バックシャンってわかりますかね?

(昭和の子なので昭和の褒め言葉を使ってみました)

37年前のお人形さん、しかも結構衝撃的な出会いだったのですが、ソバージュの状態も悪くないでしょ。

 

 

昔々。それこそ自分がまだ、今よりずーっと若かった頃。

神戸にある某商店街をぶらぶらと歩いておりました。

 

そこは今でこそ一部リニューアルされておりますが、レトロ・ディープ・マニアと言った言葉が似合う、昔ながらの商店街です。

中心地に近いところはアパレルショップやカフェなど若者向けのお店もあるのですが、賑やかなところから離れていくにつれ、古道具、ジャンク品、ガラクタ…と、時代を遡っているかのような品物を扱うお店が増えてきます。

(まあ、増えてきますとは言っても、基本はシャッター通りなんですけれどもね…寂しい)

そんな商店街の端っこ、それこそガラクタ屋さんと呼んでもいい店舗の前に、【どれでもひとつ300円】と書かれたボール紙が貼ってありました。

商品を突っ込んだ衣装ケースが幾つか置いてあったのですが、何かからバラしたとしか思えない電子パーツ、元の色を留めていないクッション、片方しか見当たらないサンダル、裏蓋の無い目覚まし時計…と、商品と言うのも憚られるような代物。

普段なら見向きもせずに通り過ぎるのですが、何やら妙に引っかかる。

衣装ケースの中をのぞき込んで見ると…

 

 

 

 

※画像はお借りしたものです。

まるで犬神佐清(スケキヨ)のように、ガラクタの中から突き出た2本の足!!

 

 

 

 

これは…!と思い発掘すると、現れたのがこのプルルンちゃんでした。

かなり薄汚れてはおりましたが、手に負えない落書きやヘアカットなども無く、状態はとても良さそう。

店主に代金を渡したところ、意外なことに「人形好きなん?可愛がったってな(可愛がってあげてね)」と声をかけられたのを覚えています。…エエ人やん。ほろり。

 

余談ですが…

実はこのとき、背中にBANDAIの刻印のあるお人形さんもありました。

記憶が曖昧なのではっきりとは言えないのですが、白バラちゃん(2代目リカちゃん)くらい小柄な子だったので、今にして思えば恐らくアンナかのぞみ。

こちらはコンディションがかなり悪かった上、お顔に落書きがありましたので、残念ながら見送りました。

今なら多美子おしゃれ美容室様がありますので、迷わず迎え入れるところです。惜しいことしたな~

 

 

そんなこんなで我が家にやってきた花のプルルンちゃんですが…

何と言いますか…素性は関係無く、ちょっと掴みどころが無いような雰囲気を醸し出しております。

 

 

謎ポーズをつけて上目遣いにしてみました。

(ボディはアゾンのピュアニーモ2エモーションです…って、品名が長ぇよ!)

どうでしょう。何だかちょっと、“企んでる感”がありませんか?『しめしめ』とか言ってそうな…

他のお人形さんを上目遣いにしても、こうはならないんですよね。彼女独特の空気感です。

 

 

輝かんばかりのブロンド、潤んだ瞳、小さな唇。

紛うこと無き美少女なのに…

 

 

このしたり顔!

絶対『計画通り』とか思ってるよこの子!

彼女の“掴みどころが無い感”を生かすべく、小芝居では【鋭いのかボケているのか良くわからない】キャラクターにしてみました。如何でしたでしょうか。

 

 

 

メルヘンどころかサスペンス感漂う出会いだった、お花の妖精プルルンちゃん。

妖精と言うよりは小悪魔感が漂う、只者じゃない女の子。

 

 

いやもう、超可愛いです!大好き!!(迫真)

 

 

プルルンちゃんもキャッスルから、可愛い仕様の子が何人も出ているのですが…

あまりにもこの子が好き過ぎて、我が家のプルルンちゃんは(今のところ)彼女だけです。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

只今絶賛放置中の、ホワイトデーの前日譚。

小芝居の小道具として男子の制服が必要なのですが、苦手な襟周りで手こずって行き詰った上に、唐突にリサイクルショップから3体も同時に新人さんを迎え入れてしまって…

彼女たちのメンテナンスにこれまた、手こずっている状態なのです。

出来れば時間のかかる全植毛は避けたいのですが、髪が全然落ち着いてくれねぇ…

 

 

いやはや、己の力量を超えることをしてはいけませんね。

花粉の季節が終わる頃までには、小芝居のお披露目をしたいものですが…どうなることやらです。

 

 

 

 

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きものみほちゃん

2025-01-16 | リカちゃんフレンド(タカラ)

ご訪問ありがとうございます。

本日の更新はマリーンさんに続き、白バラちゃんが着ていた着物の持ち主さんです。

 

 

きものみほちゃん。

1999年の世紀末生まれ…って、何だか物騒ですね。

(世紀末…頭の中で勝手に聖飢魔Ⅱに変換されるんですよ…悪魔の呪いなんか?)

本人はもちろん、紛うこと無きウルトラ美少女です。超可愛いでしょ。

 

 

 

デビューしたときのみほちゃんは【タカラさんお家芸のくるんとした前髪にツインテール・青い瞳】の元気っ子でしたが…

お着物で再デビューしたこちらのみほちゃんは【サラサラのストレートヘア・紫色の瞳】で、お淑やかなスタイリング。

髪色はデビュー当時よりやや明るくなっているように思います。

アイシャドウはありませんが、それがまた、年相応の子供らしくて可愛いんですよ。

リップの色も可愛らしいピンクですが、これはもう少し濃くても良かったかな?

もちろん、完全に個人の好みなのは自覚しております。

 

 

みほちゃんの後姿。

彼女も保存状態がバッチリで、サラッサラのツヤッツヤ。

可憐なみほちゃんも後姿は少し大人びて見えますね。

マリーンさんより髪が長いので、帯が見えないのが少々残念ですが、ヘアスタイリングをされる方なら色々楽しめそう。

 

 

 

パッケージ。

所謂ピンク箱ですが、ロゴ部分が凝っていますね。中の台紙も可愛いです。

付属品は白い足袋、マリーンとは逆パターンになる、黒×赤の草履、赤いハートのピアス。

 

 

裏側。

他のメンバーはリカちゃん2名、いづみちゃんで、こちらは4人娘。

改めて見ると…いづみちゃんも一緒に迎えておけば良かったな~

リカちゃんが金髪おかっぱと黒髪ロングなのが「タカラさんわかってる!」って感じで、非常に良いです。

 

箱にかかれているコピー『いつもよりおしとやかになっちゃう、きものってとても不思議。』も、子供らしくてすごく微笑ましい。

対して、1997年きものマリーンたちのコピーは『清楚に、華やかに。あでやかな着物は、私を少し大人にしてくれる』

こちらも年頃の女の子感があって、どちらも実に名文だと思っております。

 

 

 

ところで、みほちゃんの前髪なのですが…

箱裏の写真ではぱっつん前髪ですが、我が家の子は大変控えめに微妙なシャギーが入っております。

ネットで他のお家のきものみほちゃんたちも見てみたのですが、どうやらデフォルトはやはりぱっつん前髪な様子。

(最近はデータベース系のHPが全然検索に引っかかってくれず、こういった作業に苦労します。メル○リとAmaz○nばっか引っかかってきやがる…って、育ちが悪くてスミマセン)

 

ネット上には我が家のみほちゃんより格段に綺麗なシャギーの子がいましたが、オーナーさんがヘアカットされたそうですので、どうやらうちのみほちゃんも当時の自分がカットした模様。

全然記憶に無いよ…自分の耄碌振りが怖いわ…もずめ、おそろしい子!悪い意味で!

 

 

 

こちらは、マリーンさんとみほちゃんの着物。

半襟(で、あってますよね?)代わりのパーツですが、マリーンさんの着物には付いておりません。

ボディへの色移り防止にもなるし、見た目も良いし、これは付けて欲しかった!

ティッシュを折れば済む話なので、困るわけではないのですが、デフォルトで付いている方が襟元の形が美しいのですよ。

 

 

 

マリーンさんと記念撮影。

いやはや、ふたりとも美少女オーラが凄まじいですね。良き!実に良き!

最後に、ちょっとした小芝居を。

 

 

 

マリーン「みほちゃん久しぶりね」

みほちゃん「お久しぶりです~」

マリーン「シッポナさんと白バラさん、喜んでくれたみたいで良かった」

みほちゃん「はい。何なら飽きるまで着ていてもらっても良かったのにな…」

マリーン「本当にね。おふたりとも、凄く楽しそうだったもの」

みほちゃん「この着物着るのもずいぶん久しぶりで…何だか私まで緊張しちゃいました」

マリーン「みほちゃん、普段はカジュアル系のお洋服着てたものね」

みほちゃん「マリーンさんも着物は久しぶりですよね?どうでした?」

マリーン「私はゴスロリ系担当してたから…あまり変わらないかも」

みほちゃん「あ、ゴスロリ…超可愛いけど、着るのは同じぐらい大変そう。ナルホドですね」

マリーン「みほちゃんも今度ゴス系着てみる?ロリ系の方が好み?」

みほちゃん「どっちもスゴく興味あります!両方着てみたい~」

 

 

 

…了解みほちゃん。ちょっと見繕ってみるわ。覚えていたら、ね。

 

 

 

きものみほちゃんが華麗に爆誕する1990年後半。

この頃は我が家に於ける"ジェニーたち27cm組”が、財政破綻を招きかねない勢いで急増しておりました。

"リカちゃんたち22cm組”ももちろん大好きでしたが、「22cm組にまで手ェ出してたら破産する…冗談じゃなく河川敷で橋の下暮らしになる…シャレならん…」と、必死になって抵抗していたのです。

なのにこの子を…きものみほちゃんを店頭で見てしまったときには、あまりの可憐さ、可愛らしさに抗うことが出来ず、ついに招き入れてしまいました…

きものみほちゃん、おそろしい子!良い意味で!

 

 

 

しかしですね。

今にして思えば、シャレならんなどと言いながら、神戸スウィートリカちゃんを招き入れたり、地の果てまでシャンプーリボンちゃんを探しに行ったり、リカちゃんボーイフレンドはちゃっかり吟味していたりだったので、あまり意味は無かったような気がするのはここだけの話です。

 

 

 

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