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世界絵の具

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2018年7月8日 アメリカ旅行 6日目/24日間

2018-08-02 | 北アメリカ
今日の朝食。サンドイッチ4.39ドル(110円換算で483円)。アメリカはものが高い。
民主党時代に行っていれば4.39ドル(80円換算で351円)と100円も安い。行くタイミングって重要ね。


7時30分にレンタカーを借りる予定だったが、バスに乗ったあとに免許証をホテルに忘れてきたのを
思い出しホテルに帰る。ホテルについたとき7時30分だったので、車が他人に借りられてしまうと
予定が急激に変わるので、急いで電話番号を調べて遅れると伝えた。8時30分に到着。

レンタカーショップ「The Hertz(ハーツ)」では車のキーとカーナビを受け取り、
ちょっとした契約の話しがあるだけで、日本みたいに乗る前に車の傷チェックとかはない。

トラブル時のことを考えて、今回はHISのネットを通じて予約していた。
7/08~07/24(17日間)79,200円。(1日辺り4658円)。

コンパクト 2/4ドア フォード フォーカス または同等クラス。日本語のカーナビ付き、
任意保険と税金含む。返却時にガソリン満タン不要。

カーナビ「ネバーロスト」は、日本にいる段階で目的地を設定して、現地でカーナビにデータを
移せるというのが売りという情報をもとに借りていたが、2018年現在このシステムは使えない。
更に、日本語対応と言っても、ひどい片言日本語に加えて、遠い場所の目的地設定ができないなど、
カーナビに関しては不満しかない。結果として「Google Mapがあればカーナビは必要ない時代」
ただし、電波が届かない場所も多いので、オフライン地図は事前にダウンロードしておく必要がある。

用意された車はヒュンダイだった。自動車技術世界一の日本人にヒュンダイを出すとは…。
面白ろそうなので乗ることにしたが、結果として特に問題もなく乗りやすかった。




いろいろと設定を開始。ウォークマンをつないだり、車やカーナビの使い方をなんとなくシュミレーションして、
いざ初めてアメリカ大陸を車で走る。個人的には日本以外で運転するのは初めてです。ちな、左ハンドルは
日本で1年ほどベンツに乗っていたので、少し慣れています。


ラスベガスの高速では、何番に乗る降りるが分かりにくく何度かくるくるとした。
よそ者には非常に分かりにくいうえに、スピードを出しまくっている車が多いので神経をすり減らした。

ラスベガスを抜けて荒野が広がる道に抜けたとき、久々に本気で感動した。ついにアメリカを走っているんだと。
1番の目的はグランドサークルをはじめとした、アメリカの広大な景色を見たかったので、初めて見れたときの
感動は半端なかった。もっともっと若いうちに、こういう経験しておけば良かったとも思った。


デスバレー国立公園付近にあるエリア51 エイリアンセンターというスーパー兼ガソリンスタンド。


エリア51(正式名称:グルーム・レイク空軍基地)は、ネバタ州のこの荒野にある。


昼食と水分を購入。このDASANI(ダサニ)の水と、スタバの缶コーヒー、スポーツドリンクの
ゲーターレード(G)、レッドブルはアメリカ滞在時に各10本以上は買った。特にレッドブルは
種類がいくつかあったので面白みがあった。2393円。


アメリカではガソリンスタンドが遥か遠い町ということもあるので、半分近くになったら給油すべし。
アメリカでガソリンを入れるのが初めてだったので、近くにいたマァムに聞いてZIPコード(郵便番号)を
打ち込んでもらいガソリンを入れることができた。しかし本来は日本のクレジットカードはセルフでは
使えないので、私もこのとき以外は店員に「何番、何ドル入れる」と伝えて入れていた。


日本だと、レギュラーとハイオクの2種類だが、アメリカはレギュラーが3種類ある(時に4種類)。
普通の車は一番安いので十分。


レンタカーを借りたときは走行距離「24900」だった。このガソリンスタンドで24995だったので、
約152キロ走ってきたことになる。借りたときガソリンメーターはフルに見えたが、ここまでで
半分表示になったので、おそらく使いまくったぎりぎりフル表示だったのだろう。


本日は「デスバレー国立公園(Death Valley National Park)」。世界一暑い場所として有名で、
夏は車が壊れたり、人が暑さで倒れるかもしれないので観光ツアーが出ていないという伝説の場所。

ザブリスキー(Zabriskie)。駐車場に車を止めてデスバレーの地に降り立った。
私にとって人生初のアメリカの国立公園である。事実は知らないが、アメリカ人は
世界遺産よりも国立公園の方が価値があると考えているようで、国立公園のスタッフは
子供の憧れの職業でもあるようだ。デスバレーは暑すぎて誰もスタッフがいなかったw


何か来たことがあるわと思ったら、サウナの暑さだった。常軌を逸した暑さだ。
日本の夏が暑いのも分かるが、その類の暑さとは全く異なる。しばらくいると人を殺す暑さだ。
また、目が焼けそうになるのでサングラスは必須。


2018年は世界的に気温が上昇しており、デスバレーでは52.0度を観測。
ちなみに私が訪れた7月8日は体感49.0度だった。


夏場の観光は控えた方がよいと一昔前まで言われていたが、いまは車の性能の向上で故障する確率は
低くなったと言われる。ただ、オーバーヒートで立ち往生する可能性もあるので、水だけは大量に持っていくこと。


思っていた以上に人は来ていたが、他の国立公園に比べると非常に少ない。


バッドウォーター(Bad Water)に移動。塩の結晶からなる真っ白な広大な大地が広がっている。








日本語でも書かれていた「10時以降の散策はお勧めしません」
私が訪れたのは14時。さぁ散策しよう!


ほとんどこっち側まで来ていなかった。賢明な判断だと思う。常軌を逸した暑さだ。








「Artist's Drive」のドライブコースをドライブした。アップダウンが激しく、
デスバレーの岩肌を間近に感じられる一方通行で8マイルほどのコースです。








都市部以外は道が広いので運転は非常に楽。ただ、スピードを出しやすく、日本のオービスみたいに
見た目で分かるような自動速度違反取締装置ではないので、もしかするとスピード違反で撮られてるかもと畏怖恐々。

さらにアメリカの車はスピードを設定をすればアクセルをふまなくても進んでくれる機能があるので楽ちん。
これは何日日後にこの機能に気づいたので、アメリカを車で旅行する人は早めにチェックしときましょう。


往路に訪れたエリア51の道路の反対側にある店。ここにはまた2週間後訪れることになる。455円。




ラスベガスに帰ってきて、ホテルまでの道を少し間違えて裏道とかに入ってしまったが、
アメリカは治安が悪い地域は一瞬で分かるほど、景色と歩いている人が変わる。
当然だけど、そういうところの写真を撮る無謀さは持ち合わせてないので写真はない。


セブンイレブンで本日2回目のガソリンを入れる。20ドル分いれた。


夜食にアロエジュース、野菜とパン、1ガロン(約3.8リットル)の水を購入。合計2872円。


ちなみに、セブンイレブンのガソリンスタンドのレシート。


アメリカ滞在6日目だが、いろいろとシステムが違うことが多いので質問してばかりだが、
ほとんどの人はフレンドリーに教えてくれる。アメリカ人が好きになった。

ある程度日本で英語を勉強してアメリカに来たので、ある程度はできると思っていたが 、実践英語は
日本人相手に先生が話すような英語とは全く違うのに加え、手加減を全くしてこないのでほぼ理解できないことも多い。
特に店員に多いヒスパニック系の英語は聞き取るのがかなり難しかった。また、発音も少し違えば
理解してくれないことも多く、大人になってからの英語の勉強というのは実践レベルに持っていくには
壮絶な時間がかかると認識したので、英語に時間を費やしたのは無駄だったと感じた。

言語は若いころにやっておかないといけない。日本で詰め込みまくって覚えてもどんどん忘れていく。
アメリカに来て感じたのは、英語は高い中学レベルがあれば一人で旅行は誰にでもできる。
さらに言えば、先人の旅行者が日本語でいろいろとアップしているので、ネットで調べれば日本語で知ることもできる。
自分はアメリカに来る前は、ある程度英語ができないと一人旅はできないと思っていたがそうでないことが分かった。
ただ、単語を覚え、あるていど文は読めるようにしておいたほうが絶対によい。

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今日の走行距離 ラスベガス→デスバレー国立公園→ラスベガス 24900→25243(合計343mile = 552キロ)