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永久の会墓苑だより

永久の会墓苑について

謹賀新年

2015年01月01日 | 永久の会墓苑だより
謹んで初春のお慶びを申し上げます。


今年の年明けは、午前中は陽が差していましたが時間が経つにつれ雲が多くなり雪まで舞い始めました。
そんな寒空の下、朝から多くの参詣の方が訪れております。



一陽来福の御札やお守りを授かる方、正月護摩祈祷をお願いされる方、おみくじを引いては今年の運勢を占っておられる方など参詣される方の目的は様々ですが、お参りをすませた後の境内からは子供の声や談笑される朗らかな声が聞こえてきます。

「笑う門には福来たる」と申します。
今年もたくさん笑ってたくさんの“福”を授かりましょう!!

皆様のご健康とご多幸をご祈念申し上げます。

冬至祭・一陽来福

2014年12月24日 | 永久の会墓苑だより
12月22日、今年も冬至を迎え冬至祭が行われました。

今年は大寒波が訪れ、さぞ寒さが厳しい冬至祭になるだろうと思っておりましたが思いの外気温は下がらず、まだ夜も明けぬ早朝からたくさんの方が参詣下さいました。



冬至祭では 金銀融通の御札「一陽来福」を授け、一日に数回の護摩祈祷も執り行われます。



陽が昇るとともに雲一つない青空が広がり参詣の方々もゆっくりと本堂にお参りし、四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みをされておられました。




そして御札を授かると共に御朱印をいただく方も多くおられました。

これから新しい年を迎え、来年の2月節分まで「一陽来福」の御札を授かりに多くの方が参詣されますが、寒さも厳しくなりますので暖かい服装でお出かけ下さい。

放生会並びに秋季本尊御開帳法会厳修。

2014年10月17日 | 永久の会墓苑だより
毎年、体育の日に行われております放生会ですが 今年は大型台風19号が接近中の13日(月)でしたので二日前から天気予報とにらめっこしながらの準備となりました。

幸い午前中は曇り空で時折雨がぱらつく程度の時間に執り行うことができ、このような天気の中沢山の方々にご参加頂き無事終えることが出来ました。

さて、放生会(ほうじょうえ)とはどのような行事なのかと申しますと、その起源は古く中国から経典と共に伝えられ、日本では八世紀に最初に行われました。
経典の「不殺生戒」から生まれた行事であり、當山では開創の頃より修している伝統行事でもあります。

本尊を御開帳して、私たちの命を養うもととなった禽獣魚介を供養し、鯉の稚魚を放つことによって慈悲の実践を行い放生の浄行を致します。



「人は一人で生きているのではなく、いろいろな命に生かされている。」命の大切さ、共に生きることの有り難さを伝える行事です。

まずは、私たちが元気で健康で過ごせますよう 落語家でお医者様でもある立川らく朝先生の“聞くだけで健康になる”健康落語でおなかの底から笑いましょう。

 

続いては本堂に場所を移し放生会の法会を厳修致します。



最後に境内にある放生池にお一人お一人稚魚を放魚いたします。





御札を頂き放生会の行事は終了となります。

今年はやはり皆さん雨が降り出す前にと足早に帰路につく方が殆どでした。
悪天候の中、本当にご苦労様でした。

第十四回秋の受戒式を執り行いました。

2014年10月03日 | 永久の会墓苑だより
10月に入り、朝夕は肌寒さを感じるほどになりました。

いつの間にか参道の金木犀が花を咲かせ、秋風に乗って香りが漂ってきます。




さて、去る9月29日月曜日に永久の会では 第十四回秋の受戒式を執り行いました。

この日は台風が日本列島に向かっており天候が案じられましたが 幸い進路が逸れ雨に降られることなく終えることが出来ました。


受戒式はお一人お一人が戒を授かる大切なお式です。 殆どの方が初めての体験ということもあり皆さん一様に何が始まるのかと緊張した面持ちで臨んでおられました。





受戒式が終わりますと「ほっとしました。」とようやく笑顔がこぼれます。
今回はご夫婦での参加が多かったので 朱文字で刻まれた戒名を確かめながらお二人で話をされておりました。
そしてお帰りの時には「安心しました。」と笑顔でご挨拶いただきました。


受戒式は会員様同士が顔を合わせる機会のひとつでもあります。
同じ日に戒を授かりましたこのご縁がこれからの良きご縁となりますことを願っています。


秋の訪れ・・・?

2014年09月08日 | 永久の会墓苑だより
八月の終わりから急に気温が下がり 九月は涼しい日が続いています。
観音巡礼に訪れる方々にはありがたい涼しさですので参詣される方が増えております。

参道脇の池の傍らにこんな花が咲いていました。



ご存知でしょうか? 和名を「玉簾(たますだれ)」と言います。
なぜ??と思いませんか?
調べてみますと・・・ 由来は白い小さな花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えている、と書かれていました。 まとまった雨の後、一斉に花が開くそうで このところ続いた雨が恵みとなったようです。
因みに、ヒガンバナ科の花です。


そして、今年はなかなか花が咲かずどうしたのか心配しておりました百日紅が 八月下旬に花開き始めようやく綺麗に咲きました。



暑い夏に、青空の下咲いているイメージが強い花ですが 雨に濡れて咲く花も葉の緑に映えとても綺麗です。

今年はこのまま秋が深まってゆくのでしょうかね??

気温の変動に体調を崩されませぬようご自愛下さいませ。