永久の会墓苑だより

永久の会墓苑について

施餓鬼盂蘭盆会を厳修致しました。

2016年07月09日 | 永久の会墓苑だより
七月に入り、まだ梅雨は明けておりませんが既に30度を超える猛暑日が訪れ体調管理の難しい日々が続いております。

そんな中、七月八日に施餓鬼盂蘭盆会を厳修致しました。
前日は東京でも37度まで気温が上がりましたが幸い(??)この日は30度までで出席された方々も「昨日でなくて良かったわ。」と話しておられました。
それでもこの気温の中50名を超える方にご出席いただき法要を執り行うことができました。



この暑さの中でもこんなに元気なものもいます。



抜けるような青空がよく似合う木槿(ムクゲ)です。昨年はもうすぐ花が開くという頃に台風の強風で蕾が落ち花が少なかったのですが今年は青空に向かって元気よく咲いています。

そしてもう一人(?)最近皆さまを元気よくお迎えしてくれている人(?)がいます。



こうやくんです。ご存知でしょうか? 
昨年の高野山開創1200年・マスコットキャラクターとして生まれました。
毎日参詣されます皆さまをお出迎え、お見送りしています。
でも5時を過ぎるとお家に帰ってしまいますので会えません。ごめんなさい。

この日もちゃんとお出迎え、お見送りしておりました。

これからも宜しくお願い致します。




第十六回春の受戒式を執り行いました。

2016年05月17日 | 永久の会墓苑だより
毎年、春と秋に行われております受戒式ですが昨年の秋は境内整備等があり、どうしても都合がつかず約1年ぶりの受戒式となりました。
会員様にもお待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

受戒式が執り行われましたのは4月12日(火)、この頃は牡丹の花が綺麗に咲いておりました。




受戒式に参加された方々も「大きな花ですね。」「いい時に来ました。」と幾分緊張が解れたようでした。

受戒式はお一人お一人が戒を授かるお式ですので、ほとんどの方が初めての体験です。
初めてお会いする方々と初めての体験ですから緊張するのは無理もありません。
しかし、今年はお一人で参加された女性の方が多かったためか受戒式の始まりを待つ間も会話が始まり終始和やかな様子でした。



無事にお式を終えられた後もお互いのお申込みされた位牌壇の位置を確認して「近いですね、これからも宜しくお願いします」と笑顔で話す姿が見受けられました。
同じ日に受戒式を迎えられたこのご縁がこれからの良きご縁となりますことを願っております。



春季彼岸会を厳修致しました。

2016年03月26日 | 永久の会墓苑だより
今年の春の彼岸会は3月20日に行われました。

前日の雨から一変、スッキリとした好天に恵まれ 朝の青空は眩しいほどでした。



陽差しも暖かく連休中でもありましたので多くの方にご出席いただき春季彼岸会法要を厳修致しました。



「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが今年はお彼岸を過ぎましても寒波が訪れたり、なかなか春本番と云える日が続きません。

それでも境内の花々はどんどん蕾を膨らませ春の訪れを感じさせてくれます。

こちらは今にも花が開きそうな海棠です。


昨年の境内整備の際に植え替えられた桜の若木も小さな花をつけています。


そして同じく境内整備の際に頼んでおりました山門の石標もようやくこのお彼岸前に設置されました。


参道も広く歩きやすくなりましたのでぜひご参詣下さいませ。




新春・初雪・初観音護摩祈祷。

2016年01月20日 | 永久の会墓苑だより
新しい年を迎え、今年は暖かく穏やかな天気が続いておりましたので参詣に訪れる方も多く賑やかな年明けとなりました。

毎年一月十八日の初観音の日は護摩祈祷を厳修の後、新年会が催されます。

今年は暖かい新年会が行えるだろうと思っておりましたが・・・まさかの大雪になり一夜にして境内も雪景色になってしまいました。


夜が明けるにつれ雪は雨に変わりましたがこれまで暖かかった分寒さは厳しく感じられました。


都内の交通機関は乱れておりましたしこの天気では皆さん来られないのでは・・・と案じておりましたが通常の二倍、三倍の時間を掛けてお集まり頂きました。



「ここまで四時間かかりました。」とおっしゃる方もおられ、足元の悪い中本当にご苦労さまでございました。

初観音護摩祈祷を厳修の後、この日御開帳の「伝真言院曼荼羅放生寺本」をご参拝頂きまして新年会へと移りました。



雪のためやむなく欠席された方もおられましたが今年も皆様と共に新年を祝うことができましたことを大変嬉しく思っております。

皆様のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げます。

冬至祭・一陽来福

2015年12月26日 | 永久の会墓苑だより
12月22日、今年も冬至祭を迎え一陽来福の御札の授与が始まりました。
この一陽来福の御札とは

「冬至ニ陰極マリ一陽ガ復ヲ生ジル」と云う易の言葉と、観音経の「福聚海無量」「福ヲ聚ムルコト海ノ如ク無量也」と云う経文の言葉を合わせて名付けられました御札で、毎年(翌年)歳徳神(福徳を司る神さま)がおいでになります方向(恵方)に向けて貼りお祀りすることによって歳徳神のご利益を授かりその年一年の全ての物や事が滞りなく通じ(融通され)皆様に福が授かりますよう當山本尊に祈願し、江戸の昔より授与致しております御札です。

今年は暖冬と言われておりますがこの日もお授けが始まった早朝でも例年の寒さは感じられませんでした。

 

明るくなると共に参詣者の数は徐々に増えてまいります。



好天にも恵まれ気持ちの良い青空が広がっておりました。



この日、五回行われました除災招福護摩祈祷が始まりますと参詣の方々も本堂に集まり熱心にお参りされておりました。




「一陽来福」の御札は冬至より翌年二月節分まで毎日授与致しておりますので皆様も福をお授かり下さいませ。