忘れな草と蒼い空

好きなものはどんな時でも ただ馬鹿みたいに大事にすること(「すみわたる夜空のような」/銀色夏生)

バトン

2018-09-07 23:51:00 | ゜+.*コブクロ*.+゜

ドットコムがリニューアルする。そして、ここの掲示板がなくなると聞き、哀しくて寂しくて、そして悔しくて。まだまだ気持ちの整理ができていません。整理できるのを待っていたら、もうここには書けなくなってしまう。それだけは嫌だったので、初めて、下書きせずに、自分の想いを書きます。

コブクロドットコムと出逢ったのは、2006年でした。パソコンを買ってもらって、たどり着いた場所。あの頃は手作り感があって、カラフルで、あちこちに自分の知らないコブクロがあって、毎日のようにのぞいていました。

「初めまして」を書いた、2006年9月27日。ドキドキしながら書いたけど、たくさんのレスをいただいて、嬉しかった。その“嬉しかった”思い出があるから、わたしも初めましての人にコメントを書こうと思いました。

たくさん、ライブレポやラジオレポを読ませてもらってきました。だからわたしも、「行けなかった人のために」「遠くに住んでる人のために」、自分が行ってきたライブの空気を感じてもらいたいと、レポートを書いてきました。“おすそ分け”という言葉が大好きになりました。

たくさん、コブクロの情報を教えてもらいました。テレビに出るよ、雑誌に載ってるよ!公式の発表より早い、コブファミさんの情報(ほんとは、公式のお知らせを待たなきゃならなかったんだけど)は、本当に助かりました。

たくさん、コブクロの歌のことを聞きました。ひとりひとりにある、コブクロの曲への想い。「一緒です」「そうだったんですね」。聴いてくれる人たちがここにはたくさんいました。

たくさん、小渕くんと黒ちゃんの好きなところを聞きました。いろんな人の心を通して聞く、おふたりの人柄が、優しくて、あったかくて、素敵で。ここでたくさんの人に、小渕くんと黒ちゃんの話を聞いたから、わたしはふたりのことが大好きになりました。

交流掲示板では、誕生日をお祝いしてもらったり、お祝いしたり、夢の話をしたり、学校の話をしたり。コブクロのホームページなのに、コブクロ以外のことも話せる場所があったから、ここで出逢った人たちのことがよくわかって、大好きになりました。

11月18日。何の日かご存知ですか?コブクロドットコムの誕生日です。今年で18回目です。そのうちの8年間、わたしはここで親カキコをさせてもらいました。教えてくれてありがとうと、繋げてくれてありがとうと、たくさん言ってもらったけど、一緒にお祝いしてくれてありがとうと、その気持ちでいっぱいでした。

ラジオリクエスト。関西のみなさんの影響で、リクエストをしました。“みんなで応援してる!”という感覚がとても楽しかった。“ラジオから流れるコブクロに、誰かが出逢ってくれるといいな”。そんな想いを教えてもらいました。ランキング報告も少しの間させてもらいました。「みんなと同じ気持ちで聞きたいから」と、リアルタイムで聞くために、学校からダッシュで帰っていました。

たくさん、楽しくて笑った思い出が、この掲示板には詰まってます。同じくらい、悲しくて苦しくて辛くて悔しい気持ちもしました。だけど、それでもここに言葉を残したい、ここが好きだと思えたのは、ここで出逢った人たちが、おんなじ気持ちでいてくれたからです。心を繋げてくれたから。「大丈夫だよ」と言ってくれたから。一緒にここを、守ってくれていたから。

2016年の誕生日カキコに、「これからもこの場所が、コブクロと、スタッフさんと、わたさしたちを繋げてくれる、優しい場所でありますように。この場所を守っていけますように。」と書いていました。チームでもクラスでもなく、ここだからこそできたこと、できること。もっともっと、ここに言葉を残したかったなと、今、とても思います。

ここ数年、わたしはコブクロのおふたりへ、ツアー期間は頻繁にお手紙を書いてきました。「今日のライブはこんなふうに思ったよ!」「最近こんなことがあってね…」「この曲のこの歌詞、こう思うんですけど…」というようなもの。以前は、ここに書いていたようなことです。だから、、「ふたりに伝えることはできてる。じゃあ、次にわたしができることってなんだろう?」とずっと考えてました。それは、コブクロを知らない人たちに、「コブクロってこういう人たちなんだよ!」「コブクロライブ楽しいよ!」と、伝えることなんじゃないなと、思い始めていました。チームやクラスではなく、ここで。ここで教えてもらったことを、もらったものを、おんなじように返したい。

寂しいけれど、ここではもうできないので、「昔はね、こんなあったかい掲示板があってね…」と、繋いていけたらなと思います。


この場所があったから、“書くこと”が好きだと思えるようになりました。“伝える”ことの大切さを教えてもらいました。コブファミさんとの交流が楽しいと思いました。たくさんの想い出と気持ちをおすそ分けしてもらえました。

大好きな先輩ファミさんが以前言っていた言葉です。
【ここがなければ、コブクロやみなさんと「繋がる」ことができませんでした】
コブクロファンとしての“わたし”を作ってくれたのはこの場所で、その根っこはこの掲示板です。

たくさんたくさん、繋げてくれてありがとう。
そして、繋がってくれてありがとう。


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ここから、追記。

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あの場所を見るのが辛かった時期がある。悲しくて苦しくてどうしようもなくて。そのたびに、書き込みにレスをつけるのではなく、毎回管理人のМさんに、「こんな書き込みがあります…」とメールをしていた。いつも申し訳なかった。「いつも嫌な思いをさせてしまって、本当にごめんなさい」と何回も書いた。

一度だけ、Мさんからお返事をいただいたことがある。周りの方には言わないでくださいね、と言われていたけど、10年も前のことだから、Мさん許してね。「大丈夫です。時期がくれば落ち着きます。いつも知らせてくださってありがとうございます」というような内容だった。Мさんの強さが羨ましくて、分けてほしいと思った。

チームができて、ドットコムで出逢った人たちがみんな、そちらに行き始めたころ、わたしはたくさん考えて、チームにもクラスにも(その頃はクラブ)“入らない”という選択をした。少し、静かになったドットコムだったけど、それでも、あの場所に言葉を書いてくれる人たちがいたから、寂しくはなかった。

以前、ぴよこちゃんが、【Teamやclubが『優しさが溢れている』場所ならば、.comは『優しさも悲しさもみんなで共有している』場所です。】と書いてくれていて、それがとても嬉しかった。

“共有する”というのは、“バトンを繋ぐ”ということじゃないかなと、思う。

昨夜、たここちゃんにもらったレスに返事をしながら、ドットコムで繋げてもらった、思い出とか、気持ちとか、ファンとしての在り方とか。“握りしめて窪んだ跡”、“何度も落とした傷”。先輩ファミさんのいう“ファンとしての誇りと心意気”。そういうのが全部、“バトン”なんじゃないかなって考えた。

掲示板という場所はなくなってしまったけど、あの場所でたくさん繋いでもらった“バトン”を、持ち続けていたいし、繋いでいきたい、よね。

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最後に、小渕くんが来てくれて、ほんとうに嬉しかった。小渕くんもおんなじ気持ちでいてくれいたことが嬉しかった。レスも2番目。慌てたから2回も編集したけど(笑)、読んでくれてるといいな。

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文字だけでの交流の難しさと楽しさを教えてくれた。あの場所で交流していたファミさんと実際に逢えたときに、「ドットコムの文章のまんま!」と言ってもらえるのが素直に嬉しかった。

“書く”ことが楽しいと、好きだと思った。同意する。注意する。好きだと伝える。ふたりの表情を伝える。たくさんの言葉を教えてもらった。

“コブクロファン”としての世界を拡げてくれて、ファンとしての在り方を教えてくれて、たくさんのファミさんとの繋がりをくれた。

大好きで大切で、やさしい場所。
ありがとう。

まだまだまだ、書き足りないけど、追々、振り返られるといいな。

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