漢字文化作問ブログ

漢字文化の問題をアップしていきます。

復・腹・複の使い分け

2006-09-01 21:37:56 | Weblog
ふくれた入れ物と、足の形です。



「足で行って、またひきかえしてくること」
「かさなってふくれること」
を表しています。



このような字ができました。




1.「道」をあらわす、十字にまじわった道とさっきの絵が合体しました。



この形からできた漢字、なーんだ?


ヒント




答え



「複」でした!

来たときと同じ道をひきかえすことをあらわします。
そこから、
「ものごとがもとにもどる」
「もう一度かさねてやりなおす」
という意味を持ちました。


2.肉とさっきの形が合体!
  


この形からできた漢字、なーんだ?


ヒント




答え



「腹」でした!

おなかの中にある「ちょう」が重なってふくれたようすをあらわしています。
そこから、「おなか」や「なかごろ」をあらわす意味を持ちました。


3.女の人が着物を重ね着したようすと、さっきの絵が合体!



この形からできた漢字、なーんだ?


ヒント

「ころもへん」だよ。




答え



「複」でした!
きものが二重になっていることから、
「かさねる」
「二つ以上」
の意味を持ちました。


4.今までの漢字の成り立ちを思い出して、
  正しい漢字を線で結びなさい。





答え




あっていたかな?

漢字の成り立ちから意味を考えると、
まちがった使い方をふせげるね!


今日の問題は、お・わ・り、です!

勉強になったでしょう?

またみてね!(・ー・/~~)


















技術とは…

2006-09-01 02:05:56 | Weblog
1.えだわかれしたささを、手で持っているようすです。



この形から、何という漢字ができたでしょう。


ヒント




答え



「支」でした!

えだを手でささえているので、「ささえる」の意味があります。
また、えだがみきからわかれているので、
「わかれる」「わかれたもの」「こまかい」という意味があります。


2.手を使って、こまかいことをするようすをあらわしています。




この形からできた漢字、なーんだ?


ヒント




答え




「技」でした!

手先を使って、きようにこまかいことをするようすをあらわしています。
そのことから、「わざ」「うでまえ」の意味を持っています。


3.十字にまじわった道の形と、実がくっついてはなれないモチアワという
  植物の形です。



モチアワが道の間に入って、「ずっとはなれない道」をあらわしています。



この形からできた漢字、なーんだ?


ヒント




答え




「術」でした!
むかしから、人がそこにくっついてはなれずに、いつも通ってきた道を
あらわしています。
そこから、
「むかしからのきまったやりかた」
「ながいあいだにできた技」
という意味を持ちました。


4.「技」と「術」、二つ合わせると、「技術」というじゅく語ができます。
  技術とはどのような意味を持った言葉でしょう。
  二つの漢字の成り立ちから予想して書きましょう。
  予想したら、辞書(しじょ)で調べてみましょう。
  

  技術には、
  「くんれんして身につけた能力をはっきする方法」
  という意味があるよ。

  昔からうけつがれてきた「技術」を身につけるには、
  たくさんのくんれんが必要なんだね!


  

  今日の問題はこれでお・わ・りです!

  おもしろかった?
 
  また見てね!(・ー・/~~)