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東葛総合法律事務所友の会

千葉県松戸市で"法律"をキーワードに集う市民の会

2人の江川さん(その2) ジャーナリスト・江川紹子さん 完全可視化の実現を

2010-12-17 14:45:41 | 日記
ジャーナリスト江川紹子さん。

12月10日の最終弁論のとき、土浦の裁判所でお姿を見かけました。
「ショージ」こと桜井昌司さんと裁判所の門前でお話をしていたようです。

さっそく江川さんのTwitter(@amneris84)をフォローしたところ、
この日の一般傍聴席が20くらいしか無いことに言及して、
もっとおおきな水戸の裁判所でやれ!と言っておられました。
まったくそのとおりですね。

ブログ担当は、昨年秋に、布川事件がきっかけで
江川紹子さんの著作「名張毒ブドウ酒殺人事件―六人目の犠牲者」 (新風舎文庫)を
読み、えん罪事件というのは、全国あちこちにあるんだ、ということを知りました。

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倫理規定制定など提案、
検察の在り方検討会議で江川紹子委員ら意見交換
2010年11月25日

 大阪地検特捜部の証拠改ざん隠ぺい事件を受けて柳田稔前法相が設置した
私的諮問機関「検察の在り方検討会議」(座長・千葉景子元法相)の第2回
会議が25日、法務省で開かれ、意見交換を行った。
委員のフリージャーナリストの江川紹子9件氏は、倫理規定の制定や証拠管理
のルールづくりなどを提案した。
 江川氏は「(検察は)前時代的な状況にあり、今の社会に合わせた形に変え
るべきだ」と強調。デジタルデータでの証拠管理や取り調べの全過程可視化
などの必要性を指摘した。

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昨日、弁護士さんから「可視化」についてお話を聞く機会がありましたが、
現在も検察官の取調べの様子について一部、可視化が実現しているようです。

しかし、その録画を見た感想は「お芝居」のようだったとのこと。

捜査がひととおり終わった段階での検事取調べの可視化(=一部可視化)でなく
被疑者段階からの完全可視化が実現しないと、意味がないということでした。


取調べ完全可視化の実現にむけて、
江川さんにぜひ「検察の在り方検討会議」でがんばっていただきたいものです。

そしてもうひとつ、
裁判の"可視化"も実現するといいなあ・・・。
来年3月16日の判決のときも、傍聴券20枚では・・・ね。


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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
松戸市民劇場にておまちしています。
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2人の江川さん(その1) 肝炎訴訟の支援者・江川守利さん

2010-12-15 22:28:23 | 日記
 2004年10月、私たち東葛総合法律事務所友の会は、当時C型肝炎訴訟をたたかっていた原告の患者さん、弁護団、そして支援者の方達を松戸にお呼びして学習会を開きました。

 このとき支援の中心になっていた人が江川守利さんという男性でした。
(写真は学習会のときのものです。)

 彼のご商売ははたしか保険屋さんと聞いていますが、現在もほぼ毎日のように(現在はB型肝炎訴訟を中心に)支援活動をしておられます。
その活動量たるや、門外漢としては「どうやって生活してるの?」と心配してしまうくらいパワフルです。

 肝炎訴訟のメーリングリスト経由で、毎日のように届くメールの内容は大抵「あす××で街頭宣伝です」「あさって××議員へ要請にいきます」というもので、単なる事務連絡でなく(想像ですが)きっと彼はその現場で陣頭指揮をとっておられるのだろう、と想像できます。

江川守利さんのブログ「笑顔の江川」
http://blog.goo.ne.jp/egawa_moritoshi/
ぜひご覧下さい。

「自分のことでないことを自分のこと以上に考えられる人」
変な表現ですが、こういう人こそ尊敬に値する人です。

 どういうきっかけで江川さんが肝炎訴訟の支援を始められたのか存じませんが、もし彼がいなかったら肝炎訴訟の行方も、患者さんたちの救済も今どうなっていたか。

 布川事件の行方についても、日本国民救援会・布川事件守る会のみなさんのように単なるウォッチャーでなくフォロワー、サポーターとして最後まで関わっていかなくてはと、江川さんから届くメールを見るたびにそう考えます。
しかし、彼らのように身体が動かない・・・。

 今はただただ来年2月12日の「ショージとタカオ」上映会を成功させて、
多くの人に布川事件のことを知ってもらい、もうこれ以上、えん罪事件を発生させないために何が必要かを考えてもらうきっかけになればと考えています。

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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
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2010.12.10 布川事件再審 支援者のがんばり

2010-12-14 22:50:30 | 日記
布川事件のお二人を支援し続けているのが日本国民救援会、布川事件守る会のみなさんです。

この日の再審裁判は午後からでしたが、
彼らは朝から土浦駅前で宣伝をおこない、
ハンドマイク宣伝を続けながら駅前の通りを裁判所まで行進します。
  ↑
※動画はこのときの風景です。

裁判所につくと傍聴券を確保し、裁判が終わるまで集会を続け、
裁判をおえた「ショージとタカオ」と弁護団を迎えて記者会見。

いやもう、たいへんな活動です。

あと少しで彼らの苦労が報われる時がやってきます。


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「ショージとタカオ」上映会inまつど
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2010.12.10 布川事件再審で弁護側が最終弁論

2010-12-11 09:48:32 | 日記
布川事件・再審裁判がきのう結審しました。

ブログ担当は、残念ながら昨日のニュース番組を見逃してしまいました。

弁護士さん達、支援者や事件関係者のみなさん、
きっと感慨無量のことと思います。

来年3月16日には、きっぱりとした無罪判決が出ることを期待しましょう。

あえて判決の直前となる2月にこの上映会を企画したのですから、
単純に事件の支援とか「ショージとタカオ」の二人を応援する、
という趣旨だけで人を集めるのはもったいない気がします。

布川事件から私たちは何を学ぶべきか、
参加者の方達に何を感じとっていただきたいか。

論点・視点を整理して
市民のみなさんの参加を募りたいですね。

※写真は、仲間が土浦で撮ってきてくれたものです。
みなさん笑っているところを見ると、
きっと「タカオ」こと杉山卓男さんが何かおかしいことを
言って会場を沸かせたところなのでしょうね。

いい雰囲気が伝わってきます。


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「ショージとタカオ」上映会inまつど
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2010.12.9東葛総合法律事務所友の会 忘年会で桜井昌司さん

2010-12-10 18:46:45 | 日記
きのう12月9日、柏駅西口のザ・クレストホテル柏
東葛総合法律事務所友の会の忘年会が開かれました。

例年のように、大勢の会員さんをお迎えして、
活動報告スライドの上映、クイズなどにぎやかに2時間を過ごしました。

布川事件の当事者のひとりである「ショージ」こと桜井昌司さんが、
あいさつされました。

桜井さんは翌日(ということは今日)、弁護側の最終弁論が予定されているのに、
元気に二次会までつきあっていただきました。タフだなあ・・・。

会場では「ショージとタカオ」の宣伝もしっかりおこない、30枚近く
チケットが売れました。
お買い上げいただいた方、ありがとうございます!

さあ、きょうはどんな裁判になったのやら。

と思ったら、桜井昌司さんのブログ「獄外記」にもう今日の裁判前の様子がアップされてました。
はやっ!

明日の新聞記事が楽しみです。


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「ショージとタカオ」上映会inまつど
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