東葛総合法律事務所友の会

千葉県松戸市で"法律"をキーワードに集う市民の会

布川事件再審裁判・44年目の無罪判決 その2

2011-05-25 17:46:24 | 日記

<前記事からつづく>

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千葉県松戸市で活動する、東葛総合法律事務所友の会

布川事件の再審裁判判決日(2011/5/24)
の様子を写真入りでレポートします。
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広場は傍聴整理券を手にした人でいっぱい。

私たちのような支援者のほかに、その数倍、いや数十倍?の数のアルバイトらしき人達が
各マスメディアに雇われて元締めのような人の廻りに集まって発表を待っています。
いったい幾らのバイト代になるのでしょう・・・。

雨はだいぶ小降りになってきました。


11時30分。傍聴券の当選者(?)が発表になりました。





何人の人が並んだのかはわかりませんが、
最初から大勢の傍聴希望者が押し寄せるのがわかっているのですから、
500人はいる県民ホールのようなところでやるか、テレビ中継が入ればいいんですよね。

このあたり、裁判所はもっと裁判の公開について改善すべきだなと感じました。

さて、私たち東葛総合法律事務所友の会の有志は全員落選(^_^;

気を取り直して、裁判所の前に移動します。



脚立と三脚がゾロゾローっと。

メディア各社は早くも門前での場所取りが終わったようです。



日本国民救援会、守る会のみなさんも準備に追われています。
みなさんほんとうにご苦労さまです!

あ、桜井昌司さんを発見しました。
桜井さんは忙しそうにあっちこっちの支援者にあいさつをして廻っておられます。

桜井さんを呼び止めてまず写真を一枚。



続けて奥様の桜井恵子さんも一緒にもう一枚。



桜井恵子さんのブログ「えん罪・布川事件 夫の無実を信じて」
いつも読ませてもらっていす。

桜井さんが動くたびにメディアがくっついて移動します。

お、こちらにも何やら人だかりが。。。





中央で傘を差している男性は、杉山卓男さんでしょうか?



やっぱり杉山卓男さんでした!

この時間までどこに隠れていたのでしょう。
宗みなえ弁護士から、杉山さんがつけている胸のバッジになにやらいちゃもんをつけられています。

あとで杉山さんに聞いたところ、このバッジは鳥越俊太郎さんから
もらったもので「無敵」の文字が彫ってあるものだそうです。

そうこうしているうち、13時です。

守る会・中沢事務局長が入廷行進についての指令を出します。



支援者とメディアが待ち構えるなか、行進が始まりました、





杉山さんの向かって左後ろに東葛総合法律事務所・福富美穂子弁護士の姿が見えます。
蒲田孝代弁護士も行進の列の中程に。

こうして桜井さん、杉山さんと弁護団は裁判所の中へ。

足利事件の元被告、菅家利和さんが報道陣に取り囲まれています。
きっと応援にかけつけてくださったのでしょう。



13時30分、裁判が始まりました。

報道陣は垂れ幕を持った弁護士が裁判所から出てくるところを待ち受けます。

待つこと数分、なにやら動きが。。。




あちこちから「きたっ!」「出てくるぞ!」の声。



2人の若い男女の弁護士が走りながら巻物?を広げると。。。
「再審無罪」「43年の闘い実る」の文字がでてきました!



やったーっ
無罪判決だーっ


支援者は声をそろえて「バンザーイ!」





よかったよかった!
あちこちで抱き合ったり握手したり、喜び合う姿が見られます。

さあ、次は裁判が終わって杉山さん桜井さんと弁護団を迎えるだけです。

この間を利用して、私たちは腹ごなし。
裁判所近くのおそば屋さん、吾妻庵総本店
創業140年の味を堪能してきました。

お店の前で記念撮影。



そして16時30分。さあいよいよ裁判のフィナーレです。

映画「ショージとタカオ」の井手洋子監督も特等席で待機中。



出てきました!





桜井さん、杉山さん、それに柴田五郎弁護士と小高丑松弁護士が
裁判所から出て報道陣の前に。







最後にみんなでシュプレヒコール!

東葛総合法律事務所友の会のみなさん、朝からお疲れさまでした。

このあとは、場所をホテルに移して報告集会・記者会見・パーティーと続きます。

<つづく>


























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