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東葛総合法律事務所友の会

千葉県松戸市で"法律"をキーワードに集う市民の会

2011.2.12「ショージとタカオ」松戸上映会・お早めにご入場ください

2011-02-02 22:34:07 | 日記
「ショージとタカオ」松戸上映会まであと10日です。

ブログをご覧のみなさん、もうチケットの購入・ご予約はお済みですか?

チケットのご案内はこちらです。お早めにどうぞ。

さて、昨日の打ち合わせで、上映会当日のスケジュールが決まりましたのお知らせします。

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12:30 開場

    布川事件関係ニュース報道ビデオの上映

12:55 開会あいさつと布川事件の紹介

13:00 「ショージとタカオ」上映開始

15:38  上映終了

15:45 井手洋子監督、桜井昌司さん、杉山卓男さん
    トークショー
    (司会は東葛総合法律事務所福富美穂子弁護士

16:15 トークショー終了、閉会あいさつ

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なお、会場のロビーでは
・事件関係の資料、CDなど販売
・布川事件最新の署名よびかけ
・カンパよびかけ
・アンケート回収

をおこないますので、こちらへもご協力をお願いします。


●布川事件初心者は、ぜひお早めに来場を

布川事件ってなに?ショージとタカオって誰?という方は、ぜひお早め、できれば12時30分に来場し配付資料に目を通していただいたうえ、映画の前に上映予定の報道ニュース(約10分間)をご覧ください。これで映画本編とトークショーが数倍おもしろくなること請け合いです。

●休憩時間なし、ぶっ通しの上映です

映画「ショージとタカオ」は上記のように、上映時間2時間38分という長編の映画です。どうか体調をととのえてご覧ください。過去の先行上映会では、やむなく上映中にトイレへ行かれる姿をちらほら拝見していますが、それもご自由です。

●上映後のアンケートにご協力お願いします

アンケートは簡単なものですが、時間の関係で書ききれない方もおられると予想しています。そこで、当ブログでアンケートへの回答をしていただけるよう準備中です。

また、メールでの感想やツイッターでのつぶやきも大歓迎です。
当会のツイッターは井手洋子監督(@ideyou)もフォローしていただいていますので、映画の感想はダイレクトに制作者に伝わります。

以上、ご不明の点があればどうぞお気軽に、

・ツイッター @tosoho_tomo
・メール ブログ右欄 メッセージ 「メッセージを送る」から
・FAX 東葛総合法律事務所 047-367-1319
・電話 東葛総合法律事務所 047-367-1313

までおたずねください。

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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
松戸市民劇場にておまちしています。
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東葛総合法律事務所友の会





「ショージとタカオ」杉山卓男さんが語った「こうして自白は作られた」2011.1.27松戸学習会で

2011-02-01 17:22:24 | 日記


「ショージとタカオ」松戸上映会まであと10日あまりとなりました。
チケット申込の電話が毎日かかってきています。
松戸市民劇場は定員300名の会場なので、まだ席に余裕があります。
チケットの申込方法はこちらです。
お早めにどうぞ。

上記の動画は、1.27におこなわれた布川事件学習会の様子の第2弾、杉山卓男さんのお話です。

杉山卓男さんは、事件当日の記憶が桜井昌司さんよりもはっきりしていました。
事件発生前から事件発生後まで、ある事情があって東京・中野区野方に"隠れて"いたのです。

事件から1ヶ月以上たって利根町に戻ってきてみると、町には警察官が大勢いて、杉山さんはその警官達を「まだ捕まえてないのか」などとからかったりしていました。
それなのに突然別件で逮捕され、布川の強盗殺人の犯行について自供を迫られます。

杉山さんは被害者のことも、被害者の家のことも知りませんでした。

それが、なぜ、行ってもいない日に行き、その日会ってもいない、仲の良くない桜井さんと共謀して入ったことのない建物に押し入り、知らない人を殺してカネを奪ったという調書、上申書、そして録音テープまでができあがったのか。

15分の動画でおわかりいただければ幸いです。

なお、録画機材の関係で音声が小さいようです。音量を最大にして、イヤホン・ヘッドホンでお聴きいただいたほうが聞きやすいかもしれません。

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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
松戸市民劇場にておまちしています。
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1.27松戸で布川事件学習会~桜井昌司さん「なぜ自白したか」を語る

2011-01-30 21:22:54 | 日記
布川事件・桜井昌司さん「なぜ自分は自白してしまったか」を語る


1月27日、松戸市の東葛総合法律事務所で布川事件学習会が開催され、布川事件えん罪被害者のお二人、映画「ショージとタカオ」の主人公である桜井昌司さんと杉山卓男さんが講師として参加されました。
まず、布川事件弁護団の福富美穂子弁護士が事件の概略を説明。
そのあと桜井昌司さん、杉山卓男さんの順番で「なぜ自分は、やってもいないことを”自白”したのか」というテーマで43年前の逮捕から自白までの数日間の経過を語っていただきました。

桜井昌司さんは、事件の発生した1967年8月28日から40日経過した10月10日の夜に逮捕され、13日に"自白"しました。

気ままで楽しい毎日を過ごしていた20歳の若者が、突然牢屋(=警察の留置場)に入れられてみると、そこは何もない空間。
朝から深夜までの取調べでは自分の言うことは全く信じてもらえず、刑事からは繰り返し「本当のこと言え」と詰め寄られることのつらさ。
しかも自分のアリバイに自信がもてない。事件前日の27日、事件翌日の29日はしっかり記憶があるのに、肝心の28日の記憶があいまいなために厳しい追及を受ける。「お前を見たという人がいる」という刑事のウソを見抜けずに自分が勘違いしてると思ってしまう"純真"さ。
勾留状を見せられたときの焦燥感。
最後は嘘発見器の結果を刑事から聞かされて絶望し、やけになって"自白"してしまうまでの経緯を克明に語ってくれました。

(次回は、杉山卓男さん)

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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
松戸市民劇場にておまちしています。
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チケット購入方法などはブログ画面右側のブックマークをご覧下さい。

お早めのご予約をお願いします。

東葛総合法律事務所友の会


2.12「ショージとタカオ」松戸上映会まであと16日~映画の感想

2011-01-27 11:03:39 | 日記

映画「ショージとタカオ」は昨年10月から何度か先行上映会がおこなわれています。

その感想を探してみました。

■「ショージとタカオ」公式サイト ≪観た人の声≫から引用

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二人とも興奮の様子。
「長さ感じなかったな」とTさん
「え、もう終わり?っていう感じでした」とAさん。

 音楽家のAさんは仕事がら音楽への強い関心をしめす。。
「特に音楽にお金をかけたとは思えないんですけど、とってもよかったです」とのこと。
 ”冤罪”という重いテーマを取り上げながら、その重さを”重さ”として押し付け
ないところがすごい。
 
 三人の口から共通して飛び出したいくつかの言葉。

「なんだかすごいものを見てしまった」
「人間だとか、生きるって言うことだとかやっぱりいいよな」
「二人の主人公をあそこまで際立たせる井出さんはすごい」などなど。

 あまり書き込みすぎてもよくないのでこの辺でやめるけれど、劇映画も含めて久々
に面白いものを見せてもらったというのが率直な感想。
 ”面白い”の中身はお一人お一人で確かめてほしい。

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軽快なリズム感が飽きさせず、
主人公はもちろん、登場する全部の人々の言葉から、
人が誠実に生きる暖かさ、力強さが心に響いて、本当にいい映画だった!


私としては、途中2回だけ
ここはまだ縮められるかも・・・と思う部分があったが、
2時間越えの感じはしなかった。

人は色々だから、皆さんがそうではないでしょうが、
帰りぎわに、息子に観せたいと言ってくれたお母さんや、
劇場公開してくださいと言われた青年の言葉が
やけにうれしかった。
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■あんずさんのサイト ☆あんず☆の独り言

 ・映画「ショージとタカオ」に関する日記に感想が寄せられています。

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ショージとタカオが実に正直で、
冤罪の重苦しさを背負い込んだ悲愴感を漂わせていない映画なことが意外。

一般的に冤罪を晴らす運動といえば
「当人と支援団体や弁護団が一致団結して、無実の罪に対する怒りを世に訴えている」
ようなイメージがあったが、
ふたりの間にも、守る会に対しても複雑な軋みがあるんだな・・・
というのが意外な感じがした。
当人たちも、守る会に感謝して、ありがたいと思う反面、
束縛感や不自由感も背負っているんだなと思った。

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長嶺超輝 (ながみね・まさき)さんブログ 法治国家つまみぐい

・キネマ旬報ベストテン 文化映画 第1位獲得 『ショージとタカオ』がスゴイ理由

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冤罪をテーマと位置づけている映画で、この感想がふさわしいかわからないのですが、
 面白かったです。
 
 1996年、冤罪被害にあった2人の男性、桜井ショージさんと杉山タカオさんが、刑務所の門から出てきた瞬間からデジカムをまわし続け、右も左もわからない「浦島太郎状態」のところから、少しずつ普通の生活を取り戻していく様子を、丹念に記録しているのです。
 「冤罪は許されない!」というメッセージ、まぁ、それも大切で、作品中にも大いに盛り込まれてはいるのですが、井手監督は、そうした運動とか啓蒙のために作品を作っているのではないようです。
 あくまで「昔はチンピラで、お互いに嫌っていたふたりの男が、冤罪という理不尽な《共通の敵》と戦っている」「でも、未だにふたりの間には微妙な距離感がある」「失われた約30年の歳月を埋め合わせることが、いかに大変か」などという生身の事実に驚き、そこから得た素朴な感銘が、作品の根底に流れている印象を受けました。
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いかがでしょうか。

 えん罪事件という重いテーマを扱いながらも悲壮感や「正義とは何か」みたいな重厚な雰囲気を漂わせた映像とせず、「ショージとタカオ」お2人の仮出所からの、むしろ淡々とした生活を映すことで、じわりじわりとえん罪被害者の実態を、いつのまにか観る者の心に刷り込んででしまう映画になっているようです。

 2月12日の「ショージとタカオ」上映後には、監督の井手洋子さん、桜井昌司さん、杉山卓男さんの3人によるトークを予定しています。

 昨年の先行上映会から現在までの間には、再審裁判の最終弁論(12月8日)があり、さらにキネマ旬報第1位(1月12日)といううれしいニュースが年明けにありましたので、昨年の先行上映会の後のトークとはひと味違った内容になると予想されます。

ご期待下さい。

なお、チケットの購入方法は、本ブログの過去記事にまとめてあります。

お早めにご予約・ご購入ください。

写真は、昨年12月8日、再審裁判・弁護側最終弁論のおこなわれた水戸地裁土浦支部の門前で、記者のインタビューを受けている「ショージとタカオ」のお二人です。
 

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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
松戸市民劇場にておまちしています。
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1.27 松戸で布川事件の学習会~「ショージとタカオ」も参加して

2011-01-26 22:18:36 | 日記
あす27日、午前7時から、千葉県松戸市の東葛総合法律事務所にて、布川事件学習会を開催します。

桜井昌司さん、杉山卓男さん、そして布川事件弁護団の福富美穂子弁護士の参加が予定されています。

あすの学習会には新聞社の取材申込がありました。

2月12日の上映会を大成功させるため、事前学習もがんばらなくては。

東葛総合法律事務所友の会 会員のみなさん、ふるってご参加ください。


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2011年2月12日(土)13時
「ショージとタカオ」上映会inまつど
松戸市民劇場にておまちしています。
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