道東を発見する旅 第3の人生

視野欠損、入院

3か月前の6月のある日、突然、視野の一部が黒くなりました。

数年前から出ていた閃輝暗点の関連だろうと思ったのですが、それにしたら大きすぎたので、ヤバいかもしれないと思ったのです。

すぐに閃輝暗点発作が連発し、黒いところがどんどん小さくなり、夕方にはだいぶましになりました。

しかし、テレビを見たりしても視野の一部が黒くてはっきりと見えないままです。

激しい頭痛や嘔吐などの脳圧亢進症状は無かったです。

その日は週末だったので、月曜、主治医の先生に電話連絡し夕方診察してもらいました。

「身体はピンピンしておられるし、頭痛や嘔吐が無くて小さな視野欠損だけのようだし、脳出血でよく起こる同名半盲ではないので心配ないと思いますが、念のために明日MRIをとりましょう」ということでした。

翌日、MRI検査で出血が確認され、病勢把握のためCTを撮り、左後頭葉の皮質下出血の診断を受けて、そのまま緊急入院しました。

6日間入院し血腫が吸収されているのが確認できたので退院が決まり、さらに2週間自宅療養して仕事に復帰しました。

職場の人は、脳出血という病名なので、手や足のマヒなどの状態を想像していたようですが、普通に会話して元気に歩いているので安心してくれていたようです。

以前、ブログに書きましたが、閃輝暗点で脳梗塞の予防のため抗凝固剤を2年くらい服用していたところ、MRIで微小出血によるヘモジデリン沈着が見られてたこと、そして脳血管造影で形態的には何も問題が無かったので検査も1年後でいいでしょう、しばらくは何もないと思います、という話だったのです。

それから9か月経過したところでした。視野をつかさどる脳の領域で出血が起こったようで、それ以外の脳の領域には何も問題がないそうです。

入院して一日3回血圧を測定しましたが、110台と70台で正常であり、24時間心モニターでも不整脈は見られず、経過観察だけで薬も何もあり無かったです。

毎日、暇を持て余していました。

その後、主治医以外の先生の意見も聞き、いろいろ脳出血の画像を見せてもらいましたが、自分の場合は、軽くて済んだのがよく分かりました。

聞くのが怖かったのですが、「後、10年くらいは大丈夫ですか?」と聞くと、ハッハッハと笑いながら「大丈夫です」と力強く言ってくれます・・・・不安だけど信じるしか無いですね!

今回のストロークについていろいろ考えてみたのですが、コロナの自粛でジムが2か月くらい閉まって運動できなかったところに職場の労務管理がストレスになったのだと思っています。

いつの間にか、体重が増えていて、入院する前は歩くだけで、フーフー言っていました。

自分は、それなりに筋肉があるので雲梯とか懸垂とかは、準備体操なしでこなせてしまうのです。

しかし、自律神経のバランスがとても悪くなっていたのでしょう。

いきんだ時に、血圧がスムーズに上がらず、心臓に急激な負荷がかかり末梢の血管へ負担がかかりすぎて脳の血管が破綻したのだと思います。

以上、3か月前に起こった脳出血のことについて書きました。

あれから3か月、依然として、視野の一部に、とても小さな薄雲がかかって見えている状態ですが、随分ましになりました。

次回は、その後、自分が「生き方のリセット」にどう取り組んでいるかを書こうと思っています。

もう一度書きますが、毎日トレーニングに励んでいるのでとても体調はいいです。入院前から体重は7キロ減りました。

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